生産性向上と働き方改革
「生産性向上」と「働き方改革」これはセットで考える必要があります
働き方改革は、皆さんよく知っている通り
・長時間労働の是正
・非正規と正社員の格差是正
・高齢者の就労促進 などです
日本人の雇用慣行として長く会社にいることが推奨され
24時間働けますか♪などのCMや歌が流行したこともあります
これらの改革は労働力人口の減少により働く人の裾野を広げることにあります
もちろん過労死など悲しい事件も背景にありました
今後働き方改革はますます重要になってくると思います
働き方改革の成功のためには
働く人のモチベーションを上げることが重要であると思います
1日8時間(パートは短時間)働いて、高い給料を受け取り余暇を楽しみ生活することが出来れば会社も働く人もHAPPYになるでしょう
そのために生産性向上が必要なのです
短時間で価値(質と量)の高い仕事をする(労働生産性=付加価値(アウトプット)の質×量/労働時間)
そのためにも会社(上司)は、仕事の目的・目標を明確にすること
最低限必要な人数は確保することなど働く環境を整える必要があります
失業保険こんな時どうなる?
キャリアコンサルタントには守秘義務があります。その上で個人を特定しない範囲で同じような悩みを持たれている方に向けて発信しようと思います
3月末で退職しました
すぐに離職票が会社から来ると思っていましたが2週間過ぎてようやく届きました
その間に、仕事を探していたら仕事が決まってしまいました
来週から仕事に出ます
次の仕事の雇用期間は6か月間です
届いた離職票はどうしたらいいですか
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ハロワークの回答です
次に6か月働く事業所が用保険の適用なら離職後ハローワークに来てください
前職分と、6か月働いた事業所分が加算され支給されます
次に6か月働く事業所が雇用保険対象外ならそれがわかった時点ですぐハロワークに来てください
----------〇〇〇----------〇〇〇----------〇〇〇
失業手当がもらえる期間は、原則として離職日の翌日から1年間 となっています
この原則は変わりませんので、基本的には離職票が届いたらすぐハロワークに行きましょう
仕事を選択するとき重視すること
キャリアコンサルタントには守秘義務があります。その上で個人を特定しない範囲で同じような悩みを持たれている方に向けて発信しようと思います
家庭の問題、再就職の悩み
考えることが沢山あると結局何もかも決めかねてしまうことがあります
1週間後どうしているかわからない
1週間後どうしたいかはわかっている
仕事を決めるときに大切にしたい条件はわかる
でも家庭のことを考えると違う気がする
職場見学に複数いっても決めかねる
A社は条件が良い
B社はA社に比べると条件が落ちるけど働きやすそう
出来れば土日やGWお盆も休みたい
A社もB社も条件に外れる
該当する再就職希望先は見つかりません
こんな時には、ひとつづ決めていってはどうでしょうか
考えることが多すぎて何一つまとまらないなら
何か一つ決めてみる
幸い見学に行った事業所が職場体験を勧めてくれました
体験してみて考えてみるのもいいのではないでしょうか
答えがひとつではないけど
頭で考えることには限界があるので、動いて決めるのは一つだと思います
第11次職業能力開発基本計画について
※職業能力開発基本計画とは
職業能力開発促進法第5条第1項の規定に基づき、職業訓練や職業能力評価など、職業能力の開発に関する基本となるべき計画を策定するものです。
令和3年度から令和7年度までの5年間にわたる職業能力開発施策の基本方針を示した「第11次職業能力開発基本計画を厚生労働省が発表しました
ポイントは4つです
1. 産業構造・社会環境の変化を踏まえた職業能力開発の推進
2. 労働者の自律的・主体的なキャリア形成の推進
3.労働市場インフラの強化
4. 全員参加型社会の実現に向けた職業能力開発の推進
とても難しそうな内容で馴染みませんよね
4月20日に厚労省セミナーを受けますので皆さんに伝わりやすいようにしっかり勉強してきます
改正高年齢者雇用安定法改正
令和3年4月に施行されました
※この改正は、定年の70歳への引上げを義務付けるものではありません。
高齢者就業確保措置について
<対象となる事業主>
・定年を65歳以上70歳未満に定めている事業主
・65歳までの継続雇用制度(70歳以上まで引き続き雇用する制度を除く)
を導入している事業主
<対象となる措置>
次の①~⑤のいずれかの措置を講じるよう努める必要があります
①70歳までの定年引上げ ②定年制の廃止 |
③70歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度)の導入 ※特殊関係事業主に加えて、ほかの事業主によるものを含む (特殊関連事業主とはグループ関連企業の事です) |
④70歳まで継続的に業務委託契約を締結する制度の導入 ⑤70歳まで継続的に以下の事業に従事できる制度の導入 a事業主が自ら実施する社会貢献事業 b事業主が委託、出資(資金提供)等する団体が行う社会貢献事業 |
将来的に義務化されることを踏まえたうえで、企業も対応を検討していくこと になるのではないでしょうか
大切なのは、長期的にどのような働き方をしていきたいか、自ら考えていくことがだと思います
2日続けてキャリアの話
キャリアには、外的キャリア・内的キャリアがあります
外的キャリアとは・・・客観的側面
外的キャリアとは、「外からの見た目」のキャリアです
職業・地位・資格・年収・学歴 がこれらにあたります
名刺に書く…いい会社にお勤めね~ 取締役ですか・・・等ですね
履歴書や職務経歴書に書く内容もこれにあたります
内的キャリアとは・・・主観的側面
・自分の価値観
・働く意義、満足度など
自分が大切にしたいことです
外的キャリアにこだわり過ぎてはいけないと言われています
しかし、自己の内的キャリアを正しく把握している人も少ないです
興味を持った人は、内的キャリア、外的キャリアで検索してみてください
自分を知るためのツールがいろいろ出てきますよ
趣味と仕事
キャリアコンサルタントには守秘義務があります。その上で個人を特定しない範囲で同じような悩みを持たれている方に向けて発信しようと思います
前職は休みが大変取りづらい職場でした
仕事がらGWもお盆もお正月も
みんなが休みたいときは必ず私に声がかかっていました
私は断ることが苦手で、終日休みなんてことは滅多になかった
次は休みやすい職場が良いんですよね
仕事を辞めて自宅にいて家の事や趣味をしているととても楽しい
1日があっという間に過ぎていくんですよね
でもずっと家にいる私を友人が心配して、ここに来ることを勧められました・・・
彼女には趣味があります、でもそれを仕事にするかためらっていました
★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★
職場見学に行ってみることにしました
そこで仕事も体験させてもらえて、合格点ももらいました
働いてみようかな
少人数の和気あいあいとした職場も安心したようです
趣味と仕事
応募前職場見学や、職場体験して決めるのが一番です
一歩動くことで考え方も変わってきますよね
コロナ時代のメンタルヘルス
~キャリア支援者が新たに学ぶことは何か~
職場環境づくり と キャリア支援 編
学術研究からも、
職場環境がキャリアに影響することがわかっています
そもそもキャリアは、周囲からの影響を受ける
・職場環境
*職場の風土
*上司からのサポート
*同僚とのコミュニケーション など
・社内人事制度
*雇用契約
*能力開発研修
*昇進制度 など
・日本的雇用慣行
*新卒一括採用
*長期雇用
*年功賃金 など
・プライベート
*親の勧め
*友人の意見
*世間体 など
主観的キャリア満足度の高い職場は
・直属の上司からの情緒的・仕事関連支援 が多い
・上級社員やメンターからのキャリア的支援 が多い
・トレーニングやスキル開発の機会 が多い
キャリアコミットメントの高い職場は
・組織内で自分の キャリアが順調に開発 されている感覚 がある人事制度
・直属の上司からの支援 が多い
・組織的な支援 が多い
オープンなコミュニケーションが行われる職場
上司からの支援 (特に内省支援)が 行われる職場
キャリア展望にポジティブな効果があることがわかっています
自分の職場
チェックしてみませんか
勿論その後の支援が必要です
職場環境がキャリアに影響することがわかった上で 「自社の職場環境がどういう状況なのか」が知るため
⇒ストレスチェック の活用が便利です
キャリア関連の職場環境が充実するほど
ポジティブメンタルヘルス の向上につながる可能性が高いと言われています
一方、仕事の負担感は、ストレス反応と関連しやすいと言われています
失業保険制度について
3月末離職者相談が大変多くなっていますが失業保険制度を知らない人が多いので簡単に記載します
■失業手当を受け取れる条件とは?
就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、職業に就くことができないことが前提となります
●一般の離職者の場合(自己都合による離職)
離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12カ月以上あること
●特定受給資格者の場合(会社の倒産や解雇)
離職の日以前1年間に、被保険者期間(※)が通算して6カ月以上あること
■失業手当はいつからいつまでもらえる?
受給資格決定日(離職票の提出と求職の申し込みを行った日)から7日間は「待期期間」と呼ばれ、離職理由にかかわらずすべての人が失業手当を受給
できない期間となっています
失業手当がもらえる期間=「所定給付日数」は、離職理由や年齢、被保険者だ
った期間などによって決まります。
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失業手当がもらえる期間は、原則として離職日の翌日から1年間 となっています(出来るだけ早く申請してください)
直近に自己都合で離職した職場が1年未満で前職が12ヶ月以上勤務があり尚且つ離職後1年経過していない場合は前職で離職票をもらい失業保険の申請をしてみてください
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■再就職したら祝い金がもらえるか
失業手当の受給中に再就職をした場合、一定の条件を満たすと再就職手当
(祝い金) がもらえます
再就職手当の受給額は、失業手当の支給残日数によって変わります
・ 失業手当の支給残日数が3分の2以上の場合
再就職手当 = 基本手当日額 × 所定給付日数の残日数 × 70%
・ 失業手当の支給残日数が3分の1以上の場合
再就職手当 = 基本手当日額 × 所定給付日数の残日数 × 60%