Will・Can・Must

カテゴリー美祢就職相談室

今日は相談者が多かったですね
息つく間もなくって感じでした
離転職を考える人
今後のキャリア計画を考える人
これまでとは異なる働き方を選択する人
ひとりひとり悩みや考えることは違いますよね

朝起きて、仕事に行って、子供の世話をして、家事をして無機質に日々が流れていくという人もいました
働くお母さん、時間に追われてふっと不安になることもあると思います
Will・Can・Mustを聞いたことがありますか
Will・・・興味のあること、自分が関心のある事柄、やってみたいこと
Can・・・自分が得意なこと、出来ること、保持しているスキル(資格に関係なく)
自己理解をするうえでこの二つが大切だと言われています
Must・・・会社や上司からの期待、自分の職務、自分がやるべきこと
この部分は自分の仕事理解になります
そこからキャリアビジョンを立てていきます

時間に追われていればいるほど自分の「Will・Can」を確認できるといいと思います

3月はサル!

カテゴリー美祢就職相談室

いやはや、3月に入って一度もコラムを書いていないじゃないですか
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったものです

この春卒業し新たな道を進む皆様おめでとうございます
生徒や学生から社会人になる人も多いことでしょう
1990年代後半〜2010年に生まれた人は「Z世代」と言われるそうです
放送中の「不適切にもほどがある」を見ていると昭和と令和の差がよくわかりますね
お互い理解しないといけないのでしょうね

先日こんなメッセージをいただきました
一昔前では、「一を言って十を知る」「技術は、見て盗め」「背中で語る」なんて
言葉もありましたが 今の令和の時代にはそのような事は通用しないのかもしれません。
懇切丁寧にとか、若年層の目線に立ってとか…叱って育てる時代ではなく、褒めて育てる時代ですからね。常に「昭和」ではなく、今は「令和」、令和スタンダードとは何かを模索しながら毎日を過ごしています。

年齢の壁・知識の壁・世代の壁・習慣の壁を埋めるのはやはり対話ではないでしょうか
新生活を始められる皆様のいいスタートを願っています

無いものを数える人!有るものを数える人

カテゴリー美祢就職相談室

就職に関する相談を受ける中で、よく2つの傾向が見られます。
一つは、自分の持っているものを数える人
そしてもう一つは、持っていないものを数える人です。
前者は自己肯定感が高い傾向がありますが、後者は自己肯定感が低い傾向があります。
この違いは、自分の得意なことやスキル、家族、友人、支援者などに気づいているかどうか、または気づいているけれどもそれを認めたりしないかの違いだと思います。

週末に受講するセミナーのテキストが届きました。その中には、「会話を始めることが得意な人の会話の事例」「自分の思いを伝えることが得意な人の会話の事例」「頼みごとの仕方、頼まれごとの断り方」など、具体的なコミュニケーションの取り方が書かれていました。
このようなテキストを通して、自分の得意なことや自分にある資質に気づくことができるかもしれません。自分に自信を持つ第一歩となるかもしれませんね。

公な独り言

カテゴリー美祢就職相談室

考えごとがありまして、このコラムの更新が滞っていました。
いくつか検討事項がございまして…
必要な支援が何か、正解は一体何か、また真実は一つなのでしょうか。
このような答えの見えない世界に現在も没入しています(笑)。

このホームページを閲覧してくださる皆さんも様々な悩みがあると思います。
私はこのような答えのない世界に没入したときは、以下の手順を踏むことが多いです。
① 勉強する:新たな知識や他者の考えを取り入れる。
② スクラップする:現在の状況を頭の中でいったん分解する(紙に書いてもいいのですが)。
③ 方策を考える:これらの情報を基に新しい方策を検討する。
まさに今、スクラップし、方策を考えているところです。しかし、考え方がネガティブになると様々なことを否定的にとらえてしまいます。そんな自分に気づいたら、深呼吸したり全く別の環境に身を置いたりします。友人と会ったり、ウォーキングしたり、ドライブしたり、軽く運動したり。そしてまた考える。ONとOFFはやっぱり大切です。

私たちは人生の裏方

カテゴリー美祢就職相談室

 タイトルの文言は、「キャリア・コンサルタント養成講座」のテキストにあったもので、おそらく16~17年前のものだと思います。キャリアコンサルタントの仕事は人生の裏方なのだと心に刻んだ思いがあります。
 日々、キャリアコンサルタントとして相談者に向き合う中で、裏方の意味について深く考えさせられます。相談者以外の人々は、私たちの仕事について正確な認識を持っていないでしょう。多くの人が、単に職業の斡旋をしているだけだと考えがちです。

 このような裏方のキャリアコンサルタントの仕事ですが、たまにその重要性を理解してほしいと思うことがあります。今年を振り返っても、障害のある方、生活に困窮されている方、家庭トラブルを抱えている方、自己肯定できない方、引きこもり状態にある方など様々な相談を受けてきました。時間をかけてもつれた糸をほぐしていく、このような支援を必要としている方が増加傾向にあるからです。人の人生の表舞台には立たないけど裏方として人の人生に寄り添う。
 アフターコロナの今だからこそ余計裏方の重要性を知ってほしいと思います。

 このホームページは年間6万を超えるアクセスがあります
労働法、新たな施策、事業所情報、求人情報など皆さんのお役に立てる情報をポストしていきたいと思います
皆様良いお年をお迎えください

介護の仕事と寄り添うということ

カテゴリー美祢就職相談室

先日事業所訪問をしていた時のこと
ある福祉施設に入ろうとしたと同時に自動ドアの前に車いすの高齢者が出ていこうとされている
外に出られるのですか?と尋ねたところ
「はい、私とあなたと交代で(^^)」と
施設に入り事務室に私と入れ替わりで出られた方がいますというと
「え~~まじで」と施設長が走って飛び出された

「○○さん、散歩がしたかったんですね」と優しく声をかけ、園庭を1周しました。その行動で高齢者は満足そうな笑顔で帰ってきました。はぁ~これが寄り添うということかと・・・・
また、先日美祢青嶺高校で開催したキャリアガイダンスで、福祉の仕事に興味を持った生徒がアンケートに以下のような感想を記載していました。
〇人と関わる仕事の時は、相手の尊厳を守って接することが大事だとわかりました。
〇高齢者の方と接するうえで尊敬の心をもって接していること
〇利用者さんを敬うことが大切
これらの感想から、大切なことが生徒に伝わり、福祉の仕事においてどれだけ相手を尊重し、敬うことが重要かが理解されているなと感じました。

2023年最後の月

カテゴリー美祢就職相談室

早いもので今年もあとひと月を残すばかりとなりました
今日は亡き母の誕生日、生きていれば何歳になったのでしょうか
親不孝で命日はうろ覚えなのですが誕生日は毎年母を思い出します
吉田松陰の言葉に
「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」
言葉の意味は、誠の心をもって、対すれば動かすことができないものはないという意味です。
今年が後1か月で終わりとなり新年を迎える今にぴったりの言葉ではないでしょうか
今、少しでもやってみたい、けど無理かもとか
やりたい事はあるけどやりようがない、なんて思ってる方がおられたとしたら
この言葉を是非感じて、動いてみてはいかがでしょうか。

ここ最近相談室にたくさんの相談者があります
一歩踏み出そうと思っている人も多くあります
皆さん相談しながら結局自分の中にある答えを自分が認めていく
そのように感じることが多くあります
相談することも動くこと、そう考えています

異業種の勉強会で学んだこと

カテゴリー美祢就職相談室

先日、「コピーライターに学ぶ、人を動かす『言葉』の発想法」セミナーを受講しました。
セミナーで得た知識や考えを共有したいと思います。
多くの相談を受ける中で、離職の原因の一つとして「コミュニケーション不足」が挙げられることがよくあります。
個人の思いと受け取り方が異なるケースが多く、私は〇〇と考えていたが、相手は異なる印象を受けていた、という状況が生じています。
うまくコミュニケーションが取れないことから、上司や同僚の考えていることが理解できず、誤解が生まれることがあります。
大切なのは「相手の視点に立ってコミュニケーションをとること」このことを講師が言われていました

言葉=ビジュアルではない
見た目をそのまま描くのはダメ(見ればわかる言葉だから)
言葉の情報になっていることが大切
相手の立場に立って考えられた言葉か 説得より納得が大切

うーんなんとなくわかるけどわからない・・・??

FACT(事実)だからMERIT(特質)だからBENEFIT(有用性)
と言葉を紡いでいく
例えば今は見なくなったiPodですがこれと当てはめると
事実・・・5GBのデータ
特質・・・100曲の音楽が入る
有用性・・・いつでもどこでもポケットに入れで音楽を持ち運べる
となるそうです。こうなると少しわかりやすいですか?
相手が欲する情報は自分にとってのBENEFIT(有用性)だそうです
もうひとつ
明日から使える3つの文章テクニック」
①書き出しの文は出来るだけ短く
②です。ます。を続けない
③1文1義(一つの文字に入れる事柄はひとつだけ)
さてこのスレッドは、読みやすい文章でしょうか・・・??(笑)

一緒に考えませんか

今年の第2回目の哲学の勉強会では、「なぜ私は他人からの『迷惑』を受け入れなければならないのか?」という問いに焦点が当てられました。このテーマに関連する議論の一環として、以下の文章が提供されました。
困っている人を助けることに国籍や民族、人種は関係ありません、そうやって助けられた人は将来、町に何かを返してくれるはず。それに単純におもしろいんです
この単純に面白いという考えについて考てみましょうという議論テーマです
グループの話し合いの後に出てきた意見は以下のような内容でした
◎おもしろさは、理解不能
◎助けたことの見返りを期待しているのではないか
◎関わっている人のリアクションを見るのが楽しいのではないか
◎相互に助け合うプロセスが楽しいのではないか
◎単純に人と関わっていくことが面白いのではないか
◎自分に余裕がないと面白さは見つけられない
◎文化の違いを発見することが面白いのではないか
等の意見が出ました。
人間関係が希薄になりがちな昨今ですが、一歩前に出て他者と関わてみることはどうですか
思わぬ面白さに出会えるかもしれません
今回の研修会では、これくらいわかるだろうという曖昧さがトラブルのもとになるのではないかとの意見もありました。仕事にも通じることですね

社会保険について

カテゴリー美祢就職相談室

社会保険の適応拡大の議論が行われていますね
パートの主婦層が、手取り額が減額することに対する各種施策案が新聞等でも報道されています
就職相談室でも、中途半端に働くと手取り額が減るので損だとテレビで言っていました
雑誌に書いてありました、などの相談が来ます
でも別の味方は出来ませんか?
確かに社会保険で扶養に入っている場合は社会保険を本人が負担することはありません
でも本人が見えていない金額があるのに気づいていますか?

山口県の「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」を見てみましょう
例えば、101人以上の事業所に勤務した場合
月額8万8千以上が社会保険の対象になりますね
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  4,083円         8,052円  =12,435円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  5,183円         8,052円  =13,235円
扶養から外れるとすると年額で130万円以上ですので
月額では、約10万8400円以上の金額になると思います
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  5,478円         10,065円  =15,543円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  6,479円         10,065円  =16,544円

これは折半した金額です、半分は会社が負担するわけです
給料以外に、上記の金額を会社が払ってくれるって考えたらそれは得でしょうか?損でしょうか

社会保険に加入するメリットを考えてみましょう
1.健康保険料の半額は会社負担である
2.生活保障のための傷病手当金、出産手当金制度がある
3.老齢年金額が上乗せされる
4.障害年金の等級数が多い
5.遺族年金の支給対象が広く、手厚い保障制度が設けられている
見えていない部分を見て考えられるといいと思います

年金