雑談力

ここ最近就職相談を受ける人から多く聞かれる言葉が
「話しをする人がいない」
「会話をしたい、したかった」
など孤独を感じる言葉です
新型コロナウイルスの影響で、リモートは普及しましたが
対面で話す機会は少なくなりました
意味もなく会話をする、目的無くたわいのない会話をするその重要性を改めて感じています

雑談から知恵が生まれることもありますし
問題が解決につながることもあると言われています
そして何よりリフレッシュできる、相手との距離が縮まるなどの効果が高いと思います

昨日の異業種交流会では「人を育てるということ」というテーマを定め
意見交換をしていただきました
・テーマが難しすぎた
・業種や世代が違い過ぎて話しにくかった
などの意見が聞かれましたが、普段背負っている外的キャリアから離れ「ひと」として闊達に意見交換をされていて
正解のない議論、自分の思い、人(他者の)思い、共通していること、共通していないことから感じられることもあるのではないかと考えています
今回の交流会を通して、異業種間の連携が深まり新たに創出することが出来ればいいなと考えています

美祢市異業種交流会

美祢青嶺高校で開催される高校生キャリアガイダンスには、39事業所に参加いただいています
業種でいうと、製造・医療・福祉・官公庁・警備・士業・教育・サービス・環境・開発・設備工事・建設・物流など多岐にわたります。
これだけたくさんの事業所が集われるのに意見交換の場がないのはもったいない!
そんな思いで始まったのが、キャリアガイダンスの後に開催される「異業種交流会」です
もっといい形で意見交換ができないだろうか
共通のテーマは何?試行錯誤の中「人財育成」が共通のテーマになるとたどり着きました
人財育成は、「まちづくり」「産業の振興」につながるのではないかと私は考えています
そこで、今年はこれまでと大きく形を変え
山口県立大学から廣田智子先生をお迎えし
「人が育つには」をテーマに
 ①「自分たち」が「育つ」難しさをどう感じているか
 ②「自分たち」はどう「育っていきたい」か
 ③「人を育てる」ことについて

について4人グループで意見交換をしていただくことにしました
私も年に1度は必ず廣田先生のセミナーを受けていますが、議論させることについてプロフェッショナルの講師です
どのような交流会になるかとても楽しみです