若者はばたけプログラム

「若者はばたけプログラム」は、高知県庁のホームページに掲載されており、ニートやひきこもり傾向にある若者、また自立に向けた行動に無気力な人々を支援するソーシャルスキルトレーニング(SST)プログラムです。セミナー受講前に届くテキストには、驚くほど詳細に「利用者のコミュニケーション力を高めるプログラム」が記載されていました。

 セミナーでは、参加者が自身の「わくわくポイント」を考えるワークが行われました。初めは「わくわく?書けるかな?」と疑問を感じながらも、意外なことに自分の大事にしたいことが短時間で整理され、グループセッションでは自分のキーワードが「充実」であると指摘されました。
 SSTトレーニングでは、会話のうまくいく例やいかない例を役になりきって模擬することで、実践的なスキルが身につくことを実感しました。相談室にも対話が苦手な人が多く訪れるので、活用していきたいと考えています
 SSTトレーニングとは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことです
 興味のある方は「若者はばたけプログラム」で検索するとダウンロードできますよ

仕事で使うエクセル講座

ただいま、定員を超える多くのお申込みをいただいております。
先着順ではなく、受講目的内容で選考を行いますので、お早めにお申込みください。
申込締切は2月13日となっております
対象者は以下の条件を満たす方に限らせていただきます
①美祢市在住(通勤・通学含む)
②仕事でパソコンを活用されている方
③就職に向けてエクセルの知識が必要な方

パソコン講座チラシ(表タイトル赤)ol

仕事で使うエクセル講座

今年も始まります、スキルアップのためのパソコン講座!

期間は3月2日から23日まで、毎週土曜日に行います。合計4回のコースとなっています。

受講対象者は以下の3つのグループです:

  1. 美祢在住または美祢市に通勤・通学されている方
  2. 仕事でパソコンを活用されている方
  3. 就職に向けてエクセルの知識が必要な方

申込期間は2月1日から2月13日までですが、先着順ではなく、受講目的を記載していただき、その目的に基づいて選定させていただきます。ご了承ください。

この講座を通じて、参加者の皆様がよりスキルアップし、仕事やキャリアの発展において有益な知識を得られることを願っています

2月1日号の広報「げんき美祢」にチラシを入れています
チラシのQRコードを読み取ってお申し込みください

アンコンシャスバイヤス

アンコンシャスバイヤスとは無意識の思い込みです
先日こんな相談がありました、社長がひとりで営業を頑張っている
自分は将来的に社長を支える人になりたい
さてこの話しを聞いて、社長と相談に来られた人の性別を頭の中で勝手に作りませんでしたか
まさにこれが「アンコンシャスバイヤス」です
厚生労働省が、「アンコンシャス・バイアス セミナー~心に潜む“無意識の思い込み”に気づく~」の動画を作成しました
詳しく学んでみたいと思われる方は下記の動画を見られてはどうでしょうか
時間は12分です
付属資料もついているようです活用ください
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001190882.pdf

AI時代の働き方と学び直し

~人間に求められる役割とは~

今年最後の勉強会に参加しました。テーマは「AI時代の働き方と学び直し」、今年はオープンAIが特に普及した年ではなかったでしょうか。
AIの専門家とコミュニケーションの専門家の二人の講師がいて、とても学び深いものでした。このセミナーで学んだことを共有してみたいと思います。

AI時代の働き方と学び直しは、2006年に経済産業省が提唱した社会人基礎力の重要性を大学の学びに取り入れることで象徴されています。専門知識の取得だけでは解決できない現代の課題に対処し、働く個人が必要なスキルと知識を身につける必要性が出てきたからです。

産業界においても、ネットで検索すると答えの出る時代においては、専門知識だけでなく、柔軟性や問題解決能力などの社会人基礎力が重要視されています。しかしながら、指示待ちコミュニケーションの不足も課題とされ、円滑なチームワークや効果的なコミュニケーションが求められています。また、トラブルが起きるとひきこもるといった課題も存在し、これに対処するためには、コミュニケーションスキルの向上やメンタルヘルスのサポートが必要です。

超高齢化社会の到来に伴い、社会人基礎力の重要性が一段と増し、生涯学び続ける必要性が強調されています。このコンセプトは、リカレント教育を通じて、個々のキャリアの発展と社会全体の持続的な発展を促進します。

パソコンで例えれば、1階のハードウェアが人であり、2階のOSが社会人基礎力であり、3階のアプリケーションソフトが知識・スキルであり、AIであると考えることができます。このような階層的な考え方をもとに、個人が持つ基礎力と専門性、そしてAIを組み合わせて効果的に活用することが、今後の働き方において重要となるでしょう。

私たちキャリアコンサルタントは「五感」が大切だと言われています。非言語の情報をいかに聞き取るか、これはAIでは出来ないそうです。社会人基礎力はマインド(人間力)です。人間力の見える化が求められるところですが、これは点数で表すのが困難で成果が見えにくいと言われます。ただ、今のようにAIの普及や検索すると何でも出てくる時代に不可欠な力だと、このセミナーを通して改めて思いました。

職業安定法施行規則が改正について

令和6年4月より、募集時等に明示すべき事項が追加されます

まだ少し先の話ですが、労働条件の明示についての改正が厚生労働省から12月26日に公表されました。
令和6年4月1日からは、新たに以下の事項の明示が必要となります
1 従事すべき業務の変更の範囲
2 就業の場所の変更の範囲
3 有期労働契約を更新する場合の基準に関する事項(通算契約期間又は更新回数の上限を含む)
詳しくは下記のPDFをご覧ください

労働条件明示

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つながらない権利

日本労働組合総連合会は、「“つながらない権利”に関する調査2023」を2023年9月13日~9月20日の8日間、インターネットリサーチを通じて実施したと報告しています。
調査の対象は、18歳から59歳までの様々な雇用形態に従事している方々で、正社員・正職員、派遣社員・派遣職員、契約社員・嘱託職員・臨時職員、パート、アルバイト、およびフリーランスを含む広範な範囲に及ぶ1,000名の有効サンプルを調査対象としています。
主な結果は以下の通りです

1.勤務時間外の業務上の連絡の有無について≫
○業務で日常的に使用しているコミュニケーションツールは(複数回答)
-「スマートフォン(通話・メール)」(59.3%)
-「PC メール」(52.5%)
-「メッセージアプリ(LINE など)」(40.6%)
-「Web 会議システム」(33.5%)
-「固定電話」(32.9%)
-「チャット(Slack、Chatwork など)」(26.8%)
○勤務時間外に部下・同僚・上司から業務上の連絡がくることがあるか
-「ほぼ毎日」(10.4%)
-「週に2~3日」(14.3%)
-「月に2~3日」(12.1%)
-「月に1日以下」(17.9%)
-「連絡がくることはない」(27.6%)
2.勤務時間外の業務上の連絡に関する意識について≫
○勤務時間外に部下・同僚・上司から業務上の連絡がくるとストレスを感じるか
-「感じる」(62.2%)
-「感じない」(37.8%)
3.勤務時間外の連絡に関する職場のルールについて
○ 自身の職場では“勤務時間外の職場内の連絡(業務上の連絡)”についてルールがあるか(公式なルール・非公式なルールを問わず)
-「ある」(25.8%)
-「ない」(46.3%)
-「わからない」(27.9%)
4.“つながらない権利”について≫
○ “つながらない権利”によって勤務時間外の連絡を拒否できるのであれば、そうしたいと思うか
-「非常にそう思う」(29.2%)
-「ややそう思う」(43.4%)
-「あまりそう思わない」(21.5%)
-「まったくそう思わない」(5.9%)

職種・仕事内容・ポジションによっても異なると思います
あなたはどう思いますか

「聞く立場」「聞かれる立場」

以前から何度か聞き方について書いてきました
聞 く
聴 く
訊 く 」この3つの違いは以下のことでしたね、ちょっと整理
1、聞 く
な~んとなく聞く、音が入ってくる
耳に入ってきた言葉を認識する
2、聴 く
特徴は「きく」に心が入っていること
分解すると、十の目と心になります、「十の目と心」で聴く
相手の伝えたいこと、考えていること、思いを理解しようと耳を傾ける事です
3、訊 く
これは尋ねる事です
自分が訊きたいこと、質問、興味関心のあることを訊く
ここまでは復習です(^^)
今回勉強してきたのは聞く立場・聞かれる立場

聞く側によって聞かれる側が丸裸にされる怖さ
聞く側は、聞かれる側が思う以上の深い対話をしている
聞く側の想い>聞かれる側の想い
例えば音、機嫌の悪い時に動作が大きくなる音
聞かれたくないことがあるときに、普段より物静かに奏でる音
その中に心情を聞き取るような場合です

逆に、話し手は「聞いてほしい・わかってほしい!」
こんな経験はありませんか?私の大変さだけを聞いてほめて認めてほしい、客観的な意見なんか求めていない、とにかく聞いて、大変だね・頑張っているねそれだけ言ってくれればそれで良い
聞かされる側「甘えるのもいい加減にして「聞きたくない」
こういう感情が生まれる場合です
聞く側の想い<話し手の想い

前者の想いには何が必要で、どのように向き合うのがいいでしょうか
後者の想いには、どのように向き合うのがいいでしょうか
それぞれに答えがある気がします

労働契約等解説セミナー

副業兼業編

厚生労働省が労働契約にかかわる動画を作成されています
労働者向けには以下の内容の動画があります
パート1 労働契約法をはじめとした労働契約法令の基礎(テーマ1~4)
パート2 無期転換ルール(テーマ1~3)
パート3 副業・兼業の促進に関するガイドライン(テーマ1~2)
その中から最近増加している副業・兼業についての動画を掲載します
兼業副業であっても、法定労働時間は守らなければなりません
YouTubeで配信されており、いつでも見れますので時間があるときに勉強してくださいね

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