高校生キャリアガイダンス

美祢青嶺高校は令和5年10月25日に第6回目の、成進高等学校は令和6年2月20日に第3回目の高校生キャリアガイダンスを開催しました。この場を借りて、事業所の皆様、学校の関係者の皆様に心より感謝申し上げます
両校の生徒アンケートで「ガイダンスで意識したこと、自分が成長したと思うこと」を確認したところ以下の結果になりました

アンケートの選択項目が異なるため、結果には差があるかもしれませんが、生徒たちはガイダンスを有意義なものにするために考え、行動した結果だと思います。生徒たちが成長した自分に出会えるような企画が必要だと考えています。

成進高等学校キャリアガイダンス

本日成進高等学校で高校生キャリアガイダンスが開催されます
1回目は新型コロナウイルスの蔓延防止で中止になったので
対面で開催できるのは2回目となります
担当の先生の「生徒のためになるのなら」という言葉に主催者側も突き動かされます
成進高等学校はコミュニケーションの苦手な生徒が多いと言われています
事業所への案内にも「コミュニケーションの苦手な生徒が多いという情報を得ています。」とお伝えしました
大人の力を借りて、高校生にとって有意義な時間になればいいなと考えています

現代では社会人基礎力の育成が重要視されています
具体的には、1、前に踏み出す力(アクション)2、考え抜く力(シンキング)3、チームで働く力(チームワーク)が挙げられます
この3つの能力はかなりレベルの高いものです
今回のガイダンスを通して、地域の仕事に魅力を感じてもいいし、担当してくださる事業所の方の魅力に触れてもいい、自分から質問してその回答について考えたり、大人の胸を借りて何か掴み取ってもらえるといいなと考えています
将来、社会に出る若い人材を育成するために、行政、事業所、学校が連携した、「高校生キャリアガイダンス」が生徒にとってポジティブな体験となるよう願っています。

美祢青嶺高校キャリアガイダンス

今年で6回目となる高校生キャリアガイダンスを、10月25日に開催いたしました。回数を重ねるごとに、学校と美祢市の双方がより良いものを提供できるよう、知恵を絞り、高校生のキャリア形成に寄与するガイダンスに向け準備を進めていきました
今年のトピックスとしては、生徒が司会者を務め、全員が事業所に対して発表(SDGS等)や質疑応答を行ったことです。このアプローチは、事業所からも高い評価を受けました

生徒のアンケートには以下のような感想が寄せられました
〇事業所の方の視点からの意見を聞いて違う考え方もある事が分かった
〇調べるだけじゃわからないことこともあり現場で働いている人の意見や考えを聞くことでより仕事に 理解が深まった
〇色々な会社のことを知れて自分の適性と異なることもわかる
〇自分のこれからの態度を考えようと思った
〇受講したガイダンスは自分の希望とは異なっていたが、仕事に対しての取り組みなどは通じるものが あると思った
〇普段の仕事にプラスでSDGs をするから、従業員がやりたいと思えることがないと成果も出ないという こと。ただやるだけではもったいない
〇どこの事業所もSGDを行うためにコストやメリットを考えながら実行に移していることが印象に残りました
〇誠実な人である人が1 人の人間として信頼されると仰っているのが、印象に残った、プロ意識が高い と思った。

 高校生の素直な感想は、彼らが社会に順応し、将来の自分の進むべき道を見つけ、学びを深めていける貴重な財産だと考えます。このような成長を促進するためには、大人たちの責務が非常に大きいと感じます。
双方向の対話が期待以上のメリットを生むことがあります。
 若年者とのコミュニケーションでも同様で、彼らの感想や意見を真摯に受け止め、理解することが重要です。また、彼らが直面している課題や悩みにも敏感に対応し、協力して解決策を見つけることが求められます。このような対話を通じて、双方が成長し、新たなアイディアや視点が生まれることでしょう。
 異業種交流会では、「説得と対話の違い」について話し合いました。相手が何を伝えたいのかを理解し、傾聴できているかどうか、課題を探せているか、そしてそれに真摯に向き合っているかがコミュニケーション形成や関係構築には不可欠だと考えます。
 2015年に国連総会で採択された持続可能な開発目標「SDGs」は「目標とターゲットがすべての国、すべての人々、及びすべての部分で満たされるよう、誰一人取り残さない」ということを原則としてます。
 そのためにも、自分と異なる人との対話が重要なのではないでしょうか

第6回高校生キャリアガイダンス

本日は美祢青嶺高等学校第6回高校生キャリアガイダンスです。
昨日、会場の設営をしていて、いよいよだなと思いました。
ご協力いただく事業所の皆様、本当にありがとうございます。
また、参加してくれる高校生の皆さんへ、今日が有意義な日になることを願っています。

積極的に社会人と交流し、日常では気づかない視点や新たな考えを得て、それを自分の未来への礎として活かしていただきたいと思います。
高校生キャリアガイダンスの準備段階で美祢市は大きな水害に見舞われました。普段当たり前のように享受している生活が一変する瞬間に、私たちは日常の幸せの重要性を痛感します。
私たち大人がここまで歩いてきた道と、Z世代と呼ばれる若者たちがこの先歩いていく道は、きっと異なるものとなるでしょう。
その違いを乗り越えるために必要なのが、適応力です。適応力とは環境に変化があった時にそれを見極める能力、変化したことを認識しそれにどう対応するかを知るスキルだと言われています
高校生活は、大切な経験の連続であり、将来への礎となるものと信じています。今回の高校生キャリアガイダンスも、その一部として、皆さんにとって有意義な体験となれば幸いです。
への思いを込めて

美祢青嶺高等学校ガイダンスまで1週間

今年で6回目になる高校生キャリアガイダンス。最初は手探りで始まり、初回では事業所の理解を得るのが難しかったことを今年はよく思い出します。毎年初心に戻れることは良いことかもしれません。
日々、就職相談室にはさまざまな悩みを抱えた相談者が訪れます。障害のある方、生活困窮の方、介護の悩みのある方、ひとり親世帯の方、10代から70代まで、さまざまな人生を抱えた人々が相談に訪れます。中には、話すことを目的に来る方もいるように思います。
コロナ渦から急速に高まったデジタル化や孤独感、不登校の増加は、新聞やニュースで目にすることがあります。
高校生キャリアガイダンスには事業目的があります。
目的に応じて事業を運営するために調整を行います。
しかし、現実的な問題に直面している立場として、「アナログコミュニケーション」や「対話をする力」の重要性を少しでも感じてもらえると良いなと思います。
コミュニケーションが噛み合わないとき、何かしらの意味のずれが生じています。対話はこの意味のずれを解消し、共有するためのプロセスを指します。親子間の対話であったり、上司と部下の間での対話であったり、お互いの持っていることの「意味」の違いを確認し、その違いをどう埋めていけるかを共に考えられるツールです。
異業種交流会でも講師を招聘し、「対話」と「説得」の違いについて考えていくようです
今年はどのような高校生キャリアガイダンスになるか、どのような出会いや気づきがあるのでしょうか
今年もベストを目指して進めていきたいと思います。

美祢青嶺高校キャリアガイダンス

美祢青嶺高校の生徒向けキャリアガイダンスは、今年で6回目を迎えます
地域の高校で、授業時間内に開催するこのガイダンスは画期的なようで、このプログラムに関心を寄せる様々な方々から問い合わせがあります
第6回目の今年度は、23の事業所にご協力をいただくことになっており、25分のガイダンスを3回開催することにしています
ガイダンスの後半には、SDGsや事業所の地域貢献の取組について生徒主体で事業所と対話をする時間としています、そのために各事業所から事前に取組について資料提供をうけました
このプログラムは、初めて取り組むもので各事業所へのご案内の際になぜこのテーマに取り組むのか説明をして歩きました
現在、美祢市は豪雨の影響を受けており、美祢線の橋梁や住宅が被害を受け、上下水道施設の浸水による断水など相当な被害が出ています。生徒向けのSDGsの資料作成を進める中で、高校生がこのテーマについて深く考えることの重要性を再認識しました。「あたりまえの生活」というものが守られていない人々が存在し、そしてこの「あたりまえの生活」が将来も継続されなければならないということです。
高校生キャリアガイダンスは、もちろん「地域の事業所を知ってもらい、就労促進」を図ることも重要ですが、人材育成(キャリア教育)の目的があります。生徒たちが「SDGs」や「地域への貢献」について学び、事業所の皆様の協力を得ながら学びを深めることは、地域の子供たちの成長に繋がり、さらには「まちづくり」にも寄与すると確信しています。
大変長文になってすみません
「SDGs」について生徒に配布するワンペーパーの簡単な資料ですが添付します

SDGsについて

すべては生徒たちのために

成進高等学校で、初めて対面での高校生キャリアガイダンスでした
26事業所で、21の会場
相部屋になった事業所も多く、いろいろ問題もあったと思います
ご協力いただいた事業所の皆様本当にありがとうございました
事業所のアンケートを読ませていただきながら
改善できる点があったなと振り返ったり
今後どのように運営していくとベストなのかと考えてみたりしています
私たちが、生徒に提供できるのはきっかけだけだと思います
・社会人と話すきっかけ
・職業を知るきっかけ
・新たな分野に興味をもつきっかけ
・対話をする機会の提供
・触れて、見て、考える場の提供
学校、事業所の協力があって初めて運営できる企画
ベストを目指して試行錯誤を繰り返したいと思います
ガイダンスが終わって、片付けをしながらの担当の先生が呟いた、すべては子どもたちのため
何か感じてくれれば嬉しい
結局この言葉に動かされるんだと思います

高校生キャリアガイダンス

2月21日は成進高等学校で「第一回?第二回?高校生キャリアガイダンス」です
昨年は新型コロナウイルスの蔓延防止の影響で中止となりました
本来なら今回第1回かもしれませんね
ただ中止にしてしまうのが惜しく、生徒から寄せられていた質問を事業所に送付し書面にて回答してもらったので、なんとなく今年は2回だと思っているのですが
やっぱり1回と呼ぶのが妥当でしょうか?(笑)

先日、初めてガイダンスに参加される事業所が来室され
どのように運営したらいいですかと聞かれました
普段からとても話しが上手な方なので
「高校生が自ら会話をしたくなるような場にしてほしい」とお願いしました
これまでの経験から、1人ではできないことも複数人で協調することによって出来ること、出来たこと!普段自分が心がけていること、仕事をするうえで大切なことなどを、実例を含めて生徒たちの目線で話してほしいとお願いしました
高校生キャリアガイダンスを経験したからと言って、今日から明日から行動変容を起こすものではありません
但し、心の中に種をまくことが出来る場所だと思うし、そうであってほしいと願っています
先日美祢青嶺高校のガイダンスに参加くださった事業所と話す機会があり
その事業所の話しを聞いたことで、「これまで考えてもなかった世界に興味を持ち深く知りたいと進学した事例があった」と、親御さんから感謝されたんですよと話されていました
心の中にまかれた種から芽が出たという事でしょうね
これほど移り変わるのが早い社会では、早急に答えを求められることもよくあります
しかし高校生キャリアガイダンスに係る私たちは、未来のある子どもたちに丁寧に付き合っていきたいと思っています、「人の育成こそに未来がある」美祢市は人口の少ない小さな町ですが、生まれ育った、そして学び舎のある美祢市を誇りに思えるように几帳面に時間と心を込めて運営したいと思っています
ご協力いただく事業所の皆様よろしくお願いいたします。

高校生キャリアガイダンス

成進高等学校の高校生キャリアガイダンスまで1か月を切りました
昨年は新型コロナの蔓延防止で対面でのガイダンスは中止!書面回答での開催にしたので実質的に1回目のガイダンスになります
先日、美祢青嶺高校のガイダンスの報告書をHPに掲載したところ、予想だにしないほどDLされていて驚いています、ありがとうございます
成進高等学校の生徒にもガイダンス前に同じようなアンケートを取っておりますので、二つの高校のデータから高校生のキャリアに関する考え方について閲覧されている皆様にも共有したいと思います
アンケートの中で、ガイダンスを強く受けたい事業所のアンケートを取っています
それを業種別に集約したのが下図です

文字が小さくて少し見えづらいですが、同じ色が同じ業種です
公立高校では、工業科があるので設備工事や建設が高い傾向にありますが
総合的に、教育(教員・保育士)医療福祉(看護・介護)製造業の希望が高いように思います
意外に思われている方も多いかもしれませんね
保育士・看護師・介護士は人材不足業界ですね
また高校生が事業所に聞いてみたいことをカテゴリー別に整理したのが下図です

仕事への向き合い方や具体的な仕事内容、会社の環境、雇用条件を知りたいという意見が多かったように思います
私立高校のアンケートで仕事の向き合い方は下記のような質問が出ていました
○仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
○日々心掛けていることは何ですか?
○トラブルがあっても継続して仕事が出来ている理由は何ですか
○やりがいを感じるとき、人の役に立てたと思うとき、この仕事をしてよかったと思うときはどういう時ですか
高校生だから感じる質問かもしれません
HPを閲覧くださっている皆様は、どういう答えを出されますか
これらのアンケートを受け、良いガイダンスになるよう努めたいと考えています