知って役立つ労働法

知って役立つ労働法の令和6年版が更新されました
昨年から大きく変わった個所は「コラム4 副業・兼業で働くときには」のコラムが追加されたことでしょうか

とはいえ労働法について読むのが初めてという方もあると思います
ページ数が75と多いので自分が気になるところから読んでみたらどうでしょうか
労働法は、労働者を保護するためにあります
労働契約の内容を全くの自由にしてしまうと、会社よりも弱い立場にあることが多い労働者にとって、低賃金や長時間労働など劣悪な労働条件のついた、不利な契約内容となってしまうかもしれません。
そうしたことにならないよう、一定のルールをもうけて労働者を保護するために労働法は定められています。労働法について知識をつけておくことが、みなさん自身の権利を守ることにつながります。
「労働法」という法律はありません、労働基準法や労働組合法をはじめ、男女雇用機会均等法、最低賃金法など、働くことに関するたくさんの法律をひとまとめにして労働法と言います

rouki
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美祢市で職業訓練がはじまります

 時代は常に変化し、働く上で必要なスキルもその変化に追従する必要があります。特に長期的なキャリアを築くためには、常に学び続け、新しいスキルを身につけることが不可欠です。
近年では、パソコンスキルはその代表例です。かつてはオプション的なものであったパソコンスキルは、今や必須のポータブルスキルとなりました。求人票でも「基本的なPCスキル」として、ワード、エクセル、パワーポイントなどのソフトウェアの扱いが求められることがよくあります。これらのソフトウェアは、多くの事業所で日常的に使用されています。
このスキルを身に着けられる講座が美祢市で始まります
詳しくはハローワークにお問い合わせください

表チラシ裏募集票

体験資産

新しい生活が始まって1週間
疲れもたまってきたころだと思います
「体験資産」とは、沢渡あまねさんが造語したものです。
個人の多様な体験や、その積み重ねである組織の体験を資産と捉え、正しく評価(自己評価・他者評価)していく考え方です。興味のある方は、名前をクリックしてみてください。

新入社員、同僚、部下、上司——それぞれの立場で、下表を捉えていただきたいです。
そして、以下の実践を試してみてください。

  1. 若年者はまず体験してみましょう
  2. 上司、先輩、同僚、は一緒に体験してみましょう
  3. そして受容する、対話を大切にする、決してバイアスをかけない

これらを実践することで、より良い職場環境や関係性が築けるかもしれません。

体験資産

越境学習の勧め

越境学習とは、所属する事業所や組織の枠を越えて、これまでの環境とは異なる新たな場所や人々との交流を通じて学ぶことです。越境学習では異なる価値観や文化・習慣、考え方などを持った人々と触れ合ったり、働いたりします。
昨日維新ホールで行われた、「越境学習」のセミナーに参加してきました
越境学習で大切なのは「体験資産」
大切その①は対話
対話をするときは、相手を受容し尊重することが大切
思い切って声を出しても、否定されると2度の本音で意見やアイディアなどでなくなる
すると組織が退屈になり離職につながったり組織の活性化が阻まれる
一定の事業所で、まだTOPダウン、慣例に従って、同じことを繰り返す
こういうことは行われているのではないでしょう

変化を起こすとき、主観的な思い込みにより、特定の物事や人物を偏った見方で判断してしまうことがあります。「バイアスがかかる」って言います
そこで必要なのもお互いの尊厳を守り受容すること
上司だから部下だから、今時の若者だから、老害だから、慣例を崩せないから
これらはすべてバイアスです。これは無知だからおこること
話を受け入れ、受け入れてもらう成功体験からフラットな考えになっていくといわれています
インプットするときには、開放でありそこから生まれるのは共創だそうです
新年度がやってきますね、いいスタートが切れますように

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4月から施行される労働法

■労働条件明示のルールの変更
労働者を雇い入れる際に交付する労働条件通知書に以下の事項の記載が義務付けられます
・就業場所および従事すべき業務の変更の範囲
・更新上限の有無および内容
・無期転換申込権が発生する更新のタイミングごとに、無期転換を申し込むことができる旨
・無期転換申込権が発生する更新のタイミングごとに、無期転換後の労働条件
■特定業種における労働時間の上限規制の見直し
ドライバーの労働時間に関する規制が厳格化されます。具体的には、ドライバーの拘束時間の上限が短縮されるほか、勤務間インターバルの確保などが求められます。
いわゆる「2024問題」と言われているものです
■事業者による障害者への合理的配慮の提供の義務化
改正障害者差別解消法に基づき、事業者に対して障害者への合理的配慮の提供が義務付けられます
・障害を理由とする「不当な差別的取扱い」の禁止
・障害のある人から申出があった場合に「合理的配慮の提供」を求める

10月1日には、「51人以上の事業所で短時間労働者が社会保険の適用対象」になります
労働法は働く人のためにある法律です
新聞、ニュース等でチェックするといいと思います

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失業保険について

失業保険に関する質問を日々の相談の中でよく受けます
 ・失業保険って少額でしょ、手続しなくてもいいですよね?
 ・64才11か月で仕事を辞めたらいいってホント?
 ・雇用保険とかよくわからないんだけど?
 ・失業保険の手続きに何をもっていけばいいの?
 ・就職相談室で失業保険の手続きが出来るの?

退職をすると、事業者は退職日の翌々日から10日以内に「資格喪失届」と「離職証明書」をハローワークに提出することになっています。退職後、通常2週間以内に離職票が届きます。離職票が届いたら、なるべく早くハローワークに行きましょう。

失業保険の手続きに必要なもの
①マイナンバーカードがある場合
・マイナンバーカード
・本人名義の通帳かカード
・離職票
②マイナンバーカードがない場合
・個人番号の記載のある住民票若しくは通知カード
・運転免許証等身元確認書類
・写真(正面上半身 縦3.0×横2.4)2枚
・本人名義の通帳かカード
・離職票
早期に就職すると再就職手当制度もあります
離職票が届いたらとりあえずハローワークへ!お勧めします

65才を超えての離職の場合
高年齢求職者給付金となります
勤務期間によって給付金は異なりますが、離職票が届いたらハローワークに行きましょう

若者はばたけプログラム

「若者はばたけプログラム」は、高知県庁のホームページに掲載されており、ニートやひきこもり傾向にある若者、また自立に向けた行動に無気力な人々を支援するソーシャルスキルトレーニング(SST)プログラムです。セミナー受講前に届くテキストには、驚くほど詳細に「利用者のコミュニケーション力を高めるプログラム」が記載されていました。

 セミナーでは、参加者が自身の「わくわくポイント」を考えるワークが行われました。初めは「わくわく?書けるかな?」と疑問を感じながらも、意外なことに自分の大事にしたいことが短時間で整理され、グループセッションでは自分のキーワードが「充実」であると指摘されました。
 SSTトレーニングでは、会話のうまくいく例やいかない例を役になりきって模擬することで、実践的なスキルが身につくことを実感しました。相談室にも対話が苦手な人が多く訪れるので、活用していきたいと考えています
 SSTトレーニングとは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことです
 興味のある方は「若者はばたけプログラム」で検索するとダウンロードできますよ

仕事で使うエクセル講座

ただいま、定員を超える多くのお申込みをいただいております。
先着順ではなく、受講目的内容で選考を行いますので、お早めにお申込みください。
申込締切は2月13日となっております
対象者は以下の条件を満たす方に限らせていただきます
①美祢市在住(通勤・通学含む)
②仕事でパソコンを活用されている方
③就職に向けてエクセルの知識が必要な方

パソコン講座チラシ(表タイトル赤)ol

仕事で使うエクセル講座

今年も始まります、スキルアップのためのパソコン講座!

期間は3月2日から23日まで、毎週土曜日に行います。合計4回のコースとなっています。

受講対象者は以下の3つのグループです:

  1. 美祢在住または美祢市に通勤・通学されている方
  2. 仕事でパソコンを活用されている方
  3. 就職に向けてエクセルの知識が必要な方

申込期間は2月1日から2月13日までですが、先着順ではなく、受講目的を記載していただき、その目的に基づいて選定させていただきます。ご了承ください。

この講座を通じて、参加者の皆様がよりスキルアップし、仕事やキャリアの発展において有益な知識を得られることを願っています

2月1日号の広報「げんき美祢」にチラシを入れています
チラシのQRコードを読み取ってお申し込みください