レヴィナスの「顔」

「他者と出会う」ことについて考える
このセミナーで初めて耳にした言葉「レヴィナスの顔」
自分以外の「他者」について考えたことがありますか
家族・友達・上司・部下・患者・利用者・相談者
自分以外のものそれはすべて「他者」です
「私たちは普段、他者が私を理解してくれないと嘆くことがあっても
私が他者のことを理解してあげられないと悩むことはほどんどないのではないでしょうか」

と投げかけられました。さて、あなたならどう考えますか?


話しは少し変わって
仕事には2種類ある

経済的役割・評価が高い
・報酬を得る
・報酬(見える者、数えられるもの)によって価値を考える
社会的役割・意義・報酬を得ない(若しくは少額)
・地域の仕事やボランティア
・評価をされることが少ない

この社会的役割・意義の価値を高め見直さないと、人の孤独は増していくのではないか
ということでした

さて、話は元に戻って「レヴィナスの顔」
こんな経験をしたことは有りませんか?
他者が、自分の予想や想定を超えてくること
叱る時、褒める時、共に行動をする時
自分が想像していることを超えてきた他者に驚いたとき
それが「レヴィナスの顔」だそうです
他者に対して、私があなたが、「自分の理解の仕方を押し付けていないか」
わかっているふりをしていないか、結果として操作したり支配したりしていないか
ひとりひとりが、少し考えるだけでも孤独になる人は少なくなるかもしれません
それに気づくことが大切だそうです

豊美会 田代台病院

11月美祢就職相談室参加事業所

11月は、医療・福祉月間
美祢就職面接会では、福祉では同朋福祉会、医療では田代台病院が参加されます

【 募集内容】
看護補助者・・2名
※パート求人も受け付けます
【 事業所からのメッセージ】
 当院は、主に老年期の方を対象とした精神科病院です。
 良質な医療・看護の提供を心がけています。そのために職員が安心して
 仕事と家庭の両立が出来るような職場環境づくりに努めています。
 お年寄りにやさしく寄り添うことのできる方のご応募をお待ちしております。

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エリクソンの「アイデンティティ」の概念

エリクソンは「アイデンティティ」の概念を提唱した発達心理学者です
「アイデンティティ」とは「自我同一性」
私は私であること
私は、私らしく生きていること
エリクソンは「アイデンティティ」とは、「内的な斉一性samenessと連続性continuityを維持しようとする個人の能力と,他者に対する自己の意味の斉一性,連続性とが一致したときに生じる自信」と定義しているが
まぁ難しいことは置いといて・・・(笑)
アイデンティティの感覚は他者の存在によって支えられていること
「私は私であり、私らしく生きている」という自信が、生きがい感や充実感をもたらすと考えられています

あぁ難しい・・・頭が痛くなりそう
でも下記の文章はアイデンティティがとても分かりやすいと思ったのです
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

60才になったとき、65歳になったとき、70歳になったとき

あるいは死ぬときに、自分の人生をストーリーで語る人は自分の人生に満足できている

しんどかったけど楽しかった。充実していた。精一杯やったよな

というふうに振り返ることができる

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所所長 古野庸一キャリア自律を考える―なぜ職場のキャリア自律は進まないのか?セミナーより

若いときは、自分は何者?自分は何になりたいんだろうって考えますよね
悩むことも増えてくると思います
それが普通・・そんなものです
もがくことがあっても、悩むことがあっても
人生の終盤に差し掛かった時「あぁ自分の人生これで良かった、あぁ面白かった」と思えればそれが良いですよね
自分の物語探していけるといいなぁと思います

自分の仕事にキャッチコピーつけてみませんか

昨日ZOOMで「キャリア自律を考える」というキャリアコンサルタント向けのセミナーを受講しました
講義の中で、中学生が考えた「仕事のキャッチコピー」その仕事は、誰に何を提供する仕事なのかのテーマがあり
これが面白いなと思って
例えば・・・
介護施設職員は、「人生の先輩に恩返しをする仕事」
ケーキ職人は、「お客様のために心の回復をはかる仕事」
幼稚園教諭は、「日本の未来を手助けする仕事」
ペットショップの店員は、「新しい家族をサポートする仕事」
という具合です。仕事が少し楽しくなりませんか
さて、今あなたがしている仕事
あなたが就こうと思っている仕事
どんな仕事ですか・・・イメージが膨らんできませんか


福祉の仕事に就く喜び

カテゴリー美祢就職相談室
キャリアコンサルタントには守秘義務があります。その上で個人を特定しない範囲で同じような悩みを持たれている方に向けて発信しようと思います

相談を受けているようでとても勉強になることがあります
転職を検討している福祉従事者の相談者が来られました
これまでの福祉の仕事のうちで一番感動する仕事が出来たのは障がい者施設に勤めていた時のことだそうです
重度の障害がある方だったそうです。
仕事として「ぼんぼり」を作成し100円で販売していたそうです
この「ぼんぼり」を作成するのに2日間かかっていたそうです
障がい者施設を離職するとき
その方が自分が2日かかって作成したぼんぼりを、自分のお金を100円出して購入し
その方に、「これまでお世話になりました。ありがとうございました」と渡されたそうです
これ以上の感動を味わったことが無かったと言われました
私たちは「仕事理解」のために様々な事業所に伺い話を聞きますが
やはり勤めていらした方の話は力があります
そしてまた、私が今日感動した話を、別の方に伝えていけたらと思っています

11月の美祢就職面接会は「福祉・医療」月間です
少しでも興味のある方はお越しください


(福)同朋福祉会

11月美祢就職相談室参加事業所

11月は、医療・福祉月間
美祢就職面接会では、福祉では同朋福祉会、医療では田代台病院が参加されます

【 募集内容】
介護支援職
看護師
ケアマネ
管理栄養士
保育士
世話人
複数名募集されています
【 事業所からのメッセージ】
 施設サービス計画に基づき、入所者の居宅における生活への復帰を念頭に置き、入居前の生活と入居後の生活が連続したものとなるように配慮しながら、 各ユニットにおいて、入浴、排泄、食事等の介護、相談及び援助、社会生活上の世話、機能訓練、栄養管理、健康管理及び療養上の世話を行うことにより、入所者が相互に社会的関係を築きながら、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう努めています。
慈光照護のもと、緑の大地に育まれ社会福祉法人同朋福祉会『同朋(とも)の園(その)ケアグループ』は、仏教精神を礎となし、優しい心・ふれあう心・温かい心を福祉の糧として、高齢者福祉事業、障害児(者)福祉事業・児童福祉事業・医療福祉事業等、総合福祉事業を地域に開かれた明るいグループ施設運営をめざしています。

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美祢市異業種交流会

美祢青嶺高校で開催される高校生キャリアガイダンスには、39事業所に参加いただいています
業種でいうと、製造・医療・福祉・官公庁・警備・士業・教育・サービス・環境・開発・設備工事・建設・物流など多岐にわたります。
これだけたくさんの事業所が集われるのに意見交換の場がないのはもったいない!
そんな思いで始まったのが、キャリアガイダンスの後に開催される「異業種交流会」です
もっといい形で意見交換ができないだろうか
共通のテーマは何?試行錯誤の中「人財育成」が共通のテーマになるとたどり着きました
人財育成は、「まちづくり」「産業の振興」につながるのではないかと私は考えています
そこで、今年はこれまでと大きく形を変え
山口県立大学から廣田智子先生をお迎えし
「人が育つには」をテーマに
 ①「自分たち」が「育つ」難しさをどう感じているか
 ②「自分たち」はどう「育っていきたい」か
 ③「人を育てる」ことについて

について4人グループで意見交換をしていただくことにしました
私も年に1度は必ず廣田先生のセミナーを受けていますが、議論させることについてプロフェッショナルの講師です
どのような交流会になるかとても楽しみです

社会人基礎力パート4

「人生100年時代」や「第四次産業革命」の下で、2006年に発表した「社会人基礎力」はむしろその重要性を増しており、「人生100年時代」ならではの切り口・視点が必要となっていました
今回は【3】チームで働く力(チームワーク)について書きたいと思います

【3】チームで働く力(チームワーク)
様な人々とともに、目標に向けて協力する力の事を言います
①発信力
自分の意見をわかりやすく伝える力を言います
自分の意見をわかりやすく整理したうえで、他者の意見を尊重しつつ建設的な議論をする。
「言いたい放題言う」とは違いますよ
②傾聴力
相手の意見や話を丁寧に聴く力のことです。相手が話しやすい環境を作り、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出せるように心がけることです
③柔軟性
意見の違いや立場の違いを理解する力です
異なる意見も尊重し対話や会話をもって相手を尊重し柔軟に理解することです
④状況把握力
自分と周囲の人々や物事との関係性を理解し把握する力
チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすことができるか把握することです
⑤規律性
社会のルールや人との約束を守る力のことです
規律を理解し学び、社会のルールにのっとって自らを律することです
⑦ストレスコントロール力
ストレスの発生源に対応する力
現在の社会ではストレスと付き合う力は昔より大切になってきました
ストレスを感じないことはな、かなか困難だと思いますが、成長の機会だと思い肩の力を抜いて対応し解決していくこともひとつだと思います

平成29年度に開催した「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」で「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付けられました

社会人基礎力パート3

「人生100年時代」や「第四次産業革命」の下で、2006年に発表した「社会人基礎力」はむしろその重要性を増しており、「人生100年時代」ならではの切り口・視点が必要となっていました
今回は【2】考え抜く力(シンキング)について書きたいと思います

【2】考え抜く力(シンキング)
疑問を持ち、考え抜く力の事を言います。
①課題発見力
日常に行っている仕事に常に疑問を持ち隠れた問題点を発見することです
5回の「なぜ」を繰り返す、と言う研修を受けたり言葉を聞いた人は多いと思います
常に疑問をもち続けることで、隠れた問題点を発見することへとつながるでしょう
②計画力
課題の解決に向けたプロセス(課程)を明らかにし、準備する力です、そして「途中で方針転換をすること」
何か問題が起こった時には、速やかに対処ができるように対処を考えて「方向転換」出来るように準備しておくことが大切です
③創造力
新しい価値を生み出す力です
今ある常識や固定概念というものを取り払って「新しいものや新しいことを生み出す力」を意識しましょう
生み出す力をもつことは、発想の転換となり問題解決への近道になる可能性があります

今日はここまで
次回は【【3】チームで働く力(チームワーク)について書きたいと思います

平成29年度に開催した「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」で「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付けられました

社会人基礎力パート2

社会人基礎力の概念を提唱しているのは、厚生労働省ではなく経済産業省
不思議ですね・・・
社会人基礎力と言えば、若年者だけと言う気がしますが
違います
「人生100年時代」や「第四次産業革命」の下で、2006年に発表した「社会人基礎力」はむしろその重要性を増しており、「人生100年時代」ならではの切り口・視点が必要となっていました

それでは「3つの能力と12の能力要素」を項目ごとに説明していきます。
【1】前に踏み出す力(アクション)
一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力の事を言います
①主体性 
物事に進んで取り組む力の事を言います。自分自身で考える実行する「意志」とも言い換えることが出来ます。
②働きかけ力
働きかけ力にはまず「自分が足りないところ」「自分が苦手としているところ」を理解し、他人に働きかけ巻き込む力、他人を巻き込んで成果を出させることが大切です
③実行力
目的を設定し確実に行動する力です
今の仕事の「目的意識」をしっかり持ちゴールをしっかり認識し仕事を実行していくことが大切です

長くなりますねー今日はここまで
次回は【2】考え抜く力(シンキング)について書きたいと思います

平成29年度に開催した「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」で「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付けられました