一緒に考えませんか

今年の第2回目の哲学の勉強会では、「なぜ私は他人からの『迷惑』を受け入れなければならないのか?」という問いに焦点が当てられました。このテーマに関連する議論の一環として、以下の文章が提供されました。
困っている人を助けることに国籍や民族、人種は関係ありません、そうやって助けられた人は将来、町に何かを返してくれるはず。それに単純におもしろいんです
この単純に面白いという考えについて考てみましょうという議論テーマです
グループの話し合いの後に出てきた意見は以下のような内容でした
◎おもしろさは、理解不能
◎助けたことの見返りを期待しているのではないか
◎関わっている人のリアクションを見るのが楽しいのではないか
◎相互に助け合うプロセスが楽しいのではないか
◎単純に人と関わっていくことが面白いのではないか
◎自分に余裕がないと面白さは見つけられない
◎文化の違いを発見することが面白いのではないか
等の意見が出ました。
人間関係が希薄になりがちな昨今ですが、一歩前に出て他者と関わてみることはどうですか
思わぬ面白さに出会えるかもしれません
今回の研修会では、これくらいわかるだろうという曖昧さがトラブルのもとになるのではないかとの意見もありました。仕事にも通じることですね

社会保険について

カテゴリー美祢就職相談室

社会保険の適応拡大の議論が行われていますね
パートの主婦層が、手取り額が減額することに対する各種施策案が新聞等でも報道されています
就職相談室でも、中途半端に働くと手取り額が減るので損だとテレビで言っていました
雑誌に書いてありました、などの相談が来ます
でも別の味方は出来ませんか?
確かに社会保険で扶養に入っている場合は社会保険を本人が負担することはありません
でも本人が見えていない金額があるのに気づいていますか?

山口県の「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」を見てみましょう
例えば、101人以上の事業所に勤務した場合
月額8万8千以上が社会保険の対象になりますね
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  4,083円         8,052円  =12,435円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  5,183円         8,052円  =13,235円
扶養から外れるとすると年額で130万円以上ですので
月額では、約10万8400円以上の金額になると思います
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  5,478円         10,065円  =15,543円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  6,479円         10,065円  =16,544円

これは折半した金額です、半分は会社が負担するわけです
給料以外に、上記の金額を会社が払ってくれるって考えたらそれは得でしょうか?損でしょうか

社会保険に加入するメリットを考えてみましょう
1.健康保険料の半額は会社負担である
2.生活保障のための傷病手当金、出産手当金制度がある
3.老齢年金額が上乗せされる
4.障害年金の等級数が多い
5.遺族年金の支給対象が広く、手厚い保障制度が設けられている
見えていない部分を見て考えられるといいと思います

年金

大人とは

カテゴリー美祢就職相談室

いろいろ思うことあり「ChatGPT」に大人とはと聞いてみた(笑)
あなたはどうですが
大人になれていますか・・・私はどうだろう 大人になれているかな

回答は下記
大人(おとな)とは、年齢的に成熟し、社会的・心理的な責任を果たす段階に達した人を指す一般的な用語です。ただし、文化や社会によって大人と見なされる年齢や条件は異なることがあります。一般的に、以下の特徴が大人とされることが多いですが、厳密な定義は存在しません。大人になるプロセスは個人によって異なり、年齢だけでなく経験や環境も影響します。一般的には、大人になる過程は青年期から始まり、自己アイデンティティを発見し、社会的な責任を受け入れる段階を経て、成人としての役割を果たすことを含みます。
1、年齢的成熟
大人とされる年齢は国や文化によって異なりますが、通常は18歳以上からとされることが多いです。これは法的な成人の年齢として採用されていることが多いですが、一部の文化ではさらに高い年齢が必要とされることもあります
2、社会的責任
大人は一般的に自分自身や家族、社会への責任を果たす能力を持つとされます。これには仕事を持つ、税金を支払う、家庭を築く、法律を守るなどが含まれます。
3、自己決定権
大人は自己決定権を持つとされ、自分の生活や選択に責任を持つことが期待されます。これには医療の意思決定、金銭の管理、教育の選択などが含まれます。
4、成長と学習
大人は終身学習の機会を活用し、知識やスキルを継続的に向上させることが重要です。また、経験を通じて成長し、過去の誤りから学び取ることも大切です。

本日の相談者

カテゴリー美祢就職相談室

64歳から69歳まですべて60代
それでも週に5日働きたい。これまでのスキルを活かし、環境の良い会社で働きたい。家庭の時間と仕事の時間両方を大切にしたい。できれば仕事の時間を増やしたい。
十数年前まではすでに引退をしている年齢、つくづく生涯現役社会になったんだなと思います。
では、事業所の方はどうでしょうか。介護、清掃、サービス業、運転(概ね70歳までが多い)、現業職では「シニア歓迎求人」が多く出ています。
この年代の人は柔軟性があります。柔軟性は強さだと思います。若い世代と柔軟性のある世代が協働できるといいなと思います。

台風ですね

カテゴリー美祢就職相談室

皆様の地方は大丈夫でしょうか
ひどい風雨になっています

くれぐれもお気を付けください
夏休みで久しぶりに帰省されている方もいらっしゃると思います
久しぶりの故郷はいかがでしょうか
外に出てはじめて気づく故郷の良さもあるのではないでしょうか
ふるさと就職フェア等も各地で開催されていると思います
出かけてみるのも一つかもしれません
若年者(特に新卒者)は売り手市場が続いていますね
自分でチャレンジしたいことを自分で決めていく
自分の人生、人のせいにしても何も変わらない
自分がいまやるべきことは何だろう?
仲間と親と、近くの知り合いと話す時間にしてもいいのではないでしょうか

ナラティブ

カテゴリー美祢就職相談室

ナラティブとは、物語を指します。キャリアの世界でもナラティブアプローチが存在します。このアプローチでは、相談者が自身の物語(ストーリー)を通じて「意味の確認」と「生き方の再著述」を行うことで支援されます。
具体的な手法としては、年代ごとに印象に残っている出来事のキーワードを書き込み、自分の人生にタイトルをつけるワークや、好きな雑誌やテレビ番組、ウェブサイト、座右の銘、好きな本や映画などについてセルフインタビューし、なぜそれが好きなのかを考えるワークがあります。そして、キャリアコンサルタントとの面談を通じて、これらの結果を活用しながら適切なキャリアの選択や未来の考え方を探求します。

私自身も先日このセミナーを受講しました。このアプローチでは、過去を振り返るだけでなく、現在につながる思考などに気づき、未来を考えることができます。しかし、ナラティブアプローチを通じて見えてくるものには親の呪縛が存在していることもあります。
例えば、以下のような親の呪縛が考えられます
・「〇~してはダメ」「~は間違えている」と言われ続けた。
・親に褒めてもらった記憶がない。
・何が正しいか親が決めていた。
・親の言うことが絶対だった。
 これらは児童虐待やネグレストではなく、普通の親子関係の中に存在する精神的な支配や束縛です。このような状況では、自己決定や自律が難しくなり、個々のニーズを抑えられてしまうことがあります。
 しかし、親にとらわれていたとしても、その事実に気づいた時点で行動を変容させることができます。現在の状況に基づいて過去を解釈し、自身のニーズに合うように過去のストーリーを再構築することができるのです。
 また、読者の中に親の立場にある方がいらっしゃるかもしれません。その場合、自身が子どものために行動すると言いながらも、子どもの思考や意見を奪っていないか振り返ってみてください。子どもが親の言うことを聞いていれば必ず正しいという考え方や、善悪の判断を一方的に決めつけていないか、そして十分な話し合いの時間を確保しているかを考えてみてください。
私たちは、このようなケースで悩んでいる人を多く見ています
 このコラムが、そうした人々にとって気づくきっかけとなり、自身の状況を見つめ直し、変容する一歩を踏み出す助けとなれば嬉しいです。親子関係や家族の中での自己決定やコミュニケーションの重要性を考えるきっかけとなり、より健康的な関係を築く手助けになれば幸いです。

人財・人材・人在・人災・人罪

カテゴリー美祢就職相談室

事業所訪問中に、目に留まったポスターがありました
「人財・人材・人在・人罪」
人財とは
職場にいなくては困るタイプ。10のことを頼むと10以上の成果を生み出す人。専門能力もどんどん身に付け、豊かな人間性を持ち、やる気も十分で自己啓発も怠らない。まさに、職場にとっての財産
人材とは
潜在能力を持ち得る状態。料理で言えば材料段階で、使う調味料や調理器具によって味が変わるように、今後の環境や指導により、仕上がりが変わってくる。
人在とは
与えられた仕事はなんとかこなせるが、それ以上に「頭」や「気」を働かせることをしない。「指示待ち族」のレベル。居るだけマシということで人在という。
人災とは
自分ができないのは上司の教え方が悪い。みんなが協力してくれない。私にはこの仕事は向かない。私の仕事ではない。など、責任転嫁をする通称「くれない族」。他の人に災いを起こすことから人災という。
人罪とは
100のうち、10のことを教えても10のことすら出来ないタイプ。やる気もなく、「あの人には困ったものだ」と評価されてしまう人。他の人に迷惑をかける罪深い人であり、給料分の仕事すらできない。
さてあなたはどのタイプですか?
すべてのケースに於いて「理想である人財」になれるケースは少ないと思います
完璧な人間なんていません、時に「人災」になることもあり「人罪」になることもあるかと思います
慣れたワークの中で、いまの自分はどの「じんざい」か?と考えることが必要なんだと思います
最近頻繁に耳にするようになった『ジョブ型雇用』は、働く人がより主体的に働ける雇用形態として注目を集めています。
就職して、結婚して、子どもが出来て、家族中心の生活をしてハッと気づけば40代~50代
昔であれば職業人生は60歳で終焉していましたが、今は生涯現役職業生活は長くなっています
いったん立ち止まり、これからの人生を考える時間が大切になってくると思います
それが「学びなおし」の時間ではないでしょうか

36の質問知っていますか

カテゴリー美祢就職相談室

恋に落ちる36の質問、婚活などでよく使われているようです
これ実は心理学者のアーサー・アーロン博士によって1997年に発表された、
『誰とでも親密になれる36の質問』で
初対面の人と親密になるにあたって非常に有効な質問なのです
興味のある人は「36の質問」でググってみてください
「36の質問」にはルールがあります
①36個の質問を一題ずつ交互に読み上げていきます。質問を読み上げた人が先に回答し、その後にもう一人が回答していきます。
②36個の質問が終わったら、互いの目を見て、4分間黙ってお互いを見つめます。
4分間見つめ合うのは大変ですよね
興味のある人はぜひ試してみてください

私も使用していますが、これからは「OpenAI」が難しいことを簡単にしてくれます
生産性も「OpenAI」によって上がってくると思います
「OpenAI」は学習し、的確に回答を出してくれますが、寄り添うことはしてくれません
相手の話しをよく聴いて、相手を認めること「OpenAI」でも出来ないけど人には出来る大切なことだと思います
世の中がすごいスピードで移り変わり人生が長くなる中で、本当に大切なこと、見失ってはいけないことは何でしょうか?皆さんそれぞれに問いかけたい課題です

もうすぐGW

カテゴリー美祢就職相談室

仕事をしていると思いが通じることもあれば、通じないこともあります
それが主訴だと考えている場合、解決策が見つからず焦燥感ばかり
私はこういったときに出来るだけ未来に目を向けて、目の前のことを焦らないように心がけています

新入社員の皆さん
ジョブローテーションした皆さん
新しい環境で頑張っている全ての皆さん
ゴールデンウイークがやってきますよ
さぁ私と一緒に深呼吸

実は4月になって、このホームページのアクセス数が普段の倍くらいあり
ストレスに関することの閲覧がものすごく多くなっています
このコラムを通して元気を分けられるといいのですが、パワー!!!送ってみますね

新年度ですね

カテゴリー美祢就職相談室

みなさん、いい新年は切れましたか
新卒の皆様おめでとうございます、学校と社会の違いをそろそろ感じ始めていますか
転職や、配置転換で環境が変わった皆様
大変さを抱えていませんか?
また一から覚えるのか・・・・
人間関係がうまく構築できるかな・・・
移動先の仕事がこれまでの経験を活かせない・・・

吹き出しの中に様々な言葉が入りそうですね
提案です
今までの自分をいったん捨ててみませんか
培ってきたプライドが、自分を苦しめることがあります
新人になった気持ちでわからないことをわからないと聞けると楽だと思いますよ
自分のプライドに苦しめられること!結構あるものです
自信を卒業して、心にスペースを作り新しい知識を入れていきませんか