公な独り言

カテゴリー美祢就職相談室

考えごとがありまして、このコラムの更新が滞っていました。
いくつか検討事項がございまして…
必要な支援が何か、正解は一体何か、また真実は一つなのでしょうか。
このような答えの見えない世界に現在も没入しています(笑)。

このホームページを閲覧してくださる皆さんも様々な悩みがあると思います。
私はこのような答えのない世界に没入したときは、以下の手順を踏むことが多いです。
① 勉強する:新たな知識や他者の考えを取り入れる。
② スクラップする:現在の状況を頭の中でいったん分解する(紙に書いてもいいのですが)。
③ 方策を考える:これらの情報を基に新しい方策を検討する。
まさに今、スクラップし、方策を考えているところです。しかし、考え方がネガティブになると様々なことを否定的にとらえてしまいます。そんな自分に気づいたら、深呼吸したり全く別の環境に身を置いたりします。友人と会ったり、ウォーキングしたり、ドライブしたり、軽く運動したり。そしてまた考える。ONとOFFはやっぱり大切です。

60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート

産業雇用安定センターは15日、「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」結果を公
表しました
★60代シニア層が仕事探しで重視するのは?
「仕事内容・職場の働きやすさ」(40.1%)
「就業場所や通勤時間」( 34.9%)
「就労日数、就労時間」(33.7%)
「これまでの職業経験・知識を活かせる」(32.5%)
「給料」(25.1%)
「体力・体調に合っている」((22.7%)

60代前半と後半での違いがあると考えますが、美祢就職相談室では、60代前半の方々が「給料」に対して相当に高い重要性を感じているようです。これまでの職業経験や知識をどれだけ活かせるかという相談が頻繁に寄せられますが、実際にはそれが容易に実現するケースはあまり多くありません

★希望する就労日数
男性60~64歳の約半数が「週5日」以上を希望する一方女性と男性65~69歳では7割から8割超が「週4日」以下を希望
就労時間は、男性60~64歳の7割が「一日6~8時間」を希望。一方、女性と男性65~69歳では5割超から7割が「一日4~5時間」を希望しており、就労日数と同様、男性60~64歳との間に傾向の違いがみられた

これは美祢就職相談室でも同じ傾向にあるように思います

寿命が延び、少子化や人口減少が進む現代において、シニア層の労働力がますます重要な役割を果たしています。同時に、仕事は人生においてやりがいや健康、社会とのつながりの観点からも意味を持つとアンケートの結果を見ても考えています

第一生命山口支社

2024年2月面接会参加事業所

【事業内容】
個人保険・団体保険・企業年金保険の販売、保全サービスの保険業務、並びに財務貸付、有価証券投資などの金融業務
【募集内容】
生涯設計デザイナー(営業)
 保険プランのご提案、および契約後のアフターフォロー
【事業所からのメッセージ】
素直で前向きな人 仕事を通じて自己成長をしたい方が営業に向いています
一番気になるノルマについてですが、入社後6か月は研修 7ヶ月目~2年目の営業実績に応じて3年目以降の月例給与が決まります
多くの方は営業未経験での入社であり、初期教育(6ヵ月間)でしっかりと学べる環境がありま
す。給与も入社1ヵ月目から入試時に定めた金額を支給します
弊社は「プラチナくるみんマーク」を取得しており、子育てと仕事を両立しやすい会社です

山口県下13拠点ありますので、美祢市以外の勤務地を考えている方は別途ご相談ください

(株)シグナレックス

2024年2月面接会参加事業所

【事業内容】
全国に展開する大手コンビニ、ガソリンスタンド、ファーストフードの店舗に設置する内照式看板の製造です
【募集内容】
①製造スタッフ
②物流スタッフ(主に荷受け業務)
【事業所からのメッセージ】
街で目にするサイン(看板)を製造しています
ライン作業・機械作業ではなくどの工程も基本的に手作業なのがポイントです
自分が携わった看板が街にあり、より一層身近に感じることが出来、喜びにも繋がります
ただ黙々と作業をするだけではなく”楽しく”をモットーにしています
働く者同士が支え合う多様な才能を求めています
「誰もが活躍できる山口の企業」

「やまぐち障害者雇用推進企業」

の認定を受けています。また
「やまぐち子育て応援企業」

「やまぐちイクメン応援企業」

にも登録しています。平均年齢は34歳!若い人も多くとても活気あふれる職場です

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2月の美祢就職面接会

昨日、1月の面接会が開催されましたが、参加者が多かったです。
面接会の参加者が10名
就職相談に来られた方が6名
13時~15時の2時間、サンワーク美祢は就労を希望する人であふれていました
面接会の様子を見学に来られた事業所も盛況ですねと驚かれていました
面接会は、事業所の魅力や仕事の内容を知る絶好の機会だと思います。
2月の面接会は、2社とも初めての参加です
是非この機会を活用ください

令和5第84回2.14)mini美祢-

最も多い相談内容(労働政策研究報告書)

カテゴリー美祢就職相談室

 労働政策研究報告書No.227「キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査」が公表されました。この報告書は、私も含めた参加者からのアンケート結果を元にしており、今回が5回目の調査となります。今回の公表では、これまでの4回の調査結果との経年変化を分析しています。
 最も多かった相談内容は、就職相談室の相談内容と類似しています
 具体的には、「私だけなぜこんなに悩んでいるんだろう」「うまくいかないのは私のせいだ」といった相談が頻繁に寄せられます。そのため、最も多い相談内容を共有することで、相談者が安心感を得られるのではないかと考え、これを共有することにしました。
 このアンケートには、7,586人のキャリアコンサルタントが回答し、全体の12.9%を占めています。キャリアコンサルタントの相談活動で最も多かった相談件数のトップ3は以下の通りです。
①「現在の仕事・職務内容」(40.4%)
②「就職・転職活動の進め方」(37.8%)
③「今後の生活設計、能力開発計画、キャリア・プラン等」(37.0%)

 アンケートを取り始めた2006年と比較して企業領域(企業内キャリアコンサルタント)が20.6%から41.7%に増加したことも要因の一つかもしれません
 私だけ辛いと思わずまず相談に行きましょう。
 山口県だけでも、ハローワークはもちろん、山口仕事センター、サポートステーション、JOBSTA(ジョブスタなど様々な窓口があります
 視野が広がると思いますよ

新年になりました

想定のできない災害から始まった新年でしたが、皆さんはどのような年を迎えられたでしょうか
さて、今年度から施行される法律改定がありますね
4月1日
労働条件明示のルールの変更
労働者を雇い入れる際に交付する労働条件通知書に以下の事項の記載が義務付けられます
・就業場所および従事すべき業務の変更の範囲
・更新上限の有無および内容
・無期転換申込権が発生する更新のタイミングごとに、無期転換を申し込むことができる旨
・無期転換申込権が発生する更新のタイミングごとに、無期転換後の労働条件

改善基準告示改正
特定業種における労働時間の上限規制の見直し
ドライバーの労働時間に関する規制が厳格化されます。具体的には、ドライバーの拘束時間の上限が短縮されるほか、勤務間インターバルの確保などが求められます。
いわゆる「2024年問題」と言われているものです

10月1日
厚生年金保険法・健康保険法改正
51人以上の事業所で短時間労働者が社会保険の適用対象になります
・1週間の所定労働時間が20時間以上
・雇用期間が2カ月超見込まれる
・賃金の月額が8.8万円以上
・学生でない
労働法は、「働く人を守るための法律」です。今年もできるだけお伝えしていきたいと思っています

1月の面接会は1月10日です

令和5第83回1.10)mini美祢-

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私たちは人生の裏方

カテゴリー美祢就職相談室

 タイトルの文言は、「キャリア・コンサルタント養成講座」のテキストにあったもので、おそらく16~17年前のものだと思います。キャリアコンサルタントの仕事は人生の裏方なのだと心に刻んだ思いがあります。
 日々、キャリアコンサルタントとして相談者に向き合う中で、裏方の意味について深く考えさせられます。相談者以外の人々は、私たちの仕事について正確な認識を持っていないでしょう。多くの人が、単に職業の斡旋をしているだけだと考えがちです。

 このような裏方のキャリアコンサルタントの仕事ですが、たまにその重要性を理解してほしいと思うことがあります。今年を振り返っても、障害のある方、生活に困窮されている方、家庭トラブルを抱えている方、自己肯定できない方、引きこもり状態にある方など様々な相談を受けてきました。時間をかけてもつれた糸をほぐしていく、このような支援を必要としている方が増加傾向にあるからです。人の人生の表舞台には立たないけど裏方として人の人生に寄り添う。
 アフターコロナの今だからこそ余計裏方の重要性を知ってほしいと思います。

 このホームページは年間6万を超えるアクセスがあります
労働法、新たな施策、事業所情報、求人情報など皆さんのお役に立てる情報をポストしていきたいと思います
皆様良いお年をお迎えください

AI時代の働き方と学び直し

~人間に求められる役割とは~

今年最後の勉強会に参加しました。テーマは「AI時代の働き方と学び直し」、今年はオープンAIが特に普及した年ではなかったでしょうか。
AIの専門家とコミュニケーションの専門家の二人の講師がいて、とても学び深いものでした。このセミナーで学んだことを共有してみたいと思います。

AI時代の働き方と学び直しは、2006年に経済産業省が提唱した社会人基礎力の重要性を大学の学びに取り入れることで象徴されています。専門知識の取得だけでは解決できない現代の課題に対処し、働く個人が必要なスキルと知識を身につける必要性が出てきたからです。

産業界においても、ネットで検索すると答えの出る時代においては、専門知識だけでなく、柔軟性や問題解決能力などの社会人基礎力が重要視されています。しかしながら、指示待ちコミュニケーションの不足も課題とされ、円滑なチームワークや効果的なコミュニケーションが求められています。また、トラブルが起きるとひきこもるといった課題も存在し、これに対処するためには、コミュニケーションスキルの向上やメンタルヘルスのサポートが必要です。

超高齢化社会の到来に伴い、社会人基礎力の重要性が一段と増し、生涯学び続ける必要性が強調されています。このコンセプトは、リカレント教育を通じて、個々のキャリアの発展と社会全体の持続的な発展を促進します。

パソコンで例えれば、1階のハードウェアが人であり、2階のOSが社会人基礎力であり、3階のアプリケーションソフトが知識・スキルであり、AIであると考えることができます。このような階層的な考え方をもとに、個人が持つ基礎力と専門性、そしてAIを組み合わせて効果的に活用することが、今後の働き方において重要となるでしょう。

私たちキャリアコンサルタントは「五感」が大切だと言われています。非言語の情報をいかに聞き取るか、これはAIでは出来ないそうです。社会人基礎力はマインド(人間力)です。人間力の見える化が求められるところですが、これは点数で表すのが困難で成果が見えにくいと言われます。ただ、今のようにAIの普及や検索すると何でも出てくる時代に不可欠な力だと、このセミナーを通して改めて思いました。