自分を知るワーク

自分を知るワークには様々なものがあります
今回紹介するワークは、セルフ(1人)でもできるかなと思うワークです
A4程度の用紙を横書きにして
真ん中に線を引きます
左側に自分の最も強い長所を5つ書いてください
そして右側には、その長所に対応する短所を書いてみてください
不思議に思われるかもしれませんが、自分の持つ長所が何であれそれを使いすぎたりあまりにも頻繁に使っていたりするとその長所が短所になりえることがあります
現代社会は常に変化しています
自分の長所にほかの強みを足していく必要もあるかもしれません
また逆に、応募書類や面接で自己PRできないと不安に思っている方は
短所を書き出すことで、それが長所になりうることもあります
紙とペンがあればすぐにでもできるのでぜひトライしてみてくださいね

10月は「年次有給休暇取得促進期間」です

今年の秋は、行楽地へ出かけたり、スポーツをしたり、食事に行ったり、自宅でゆっくり過ごしたり、いろいろな楽しみ方ができるはず。年次有給休暇を上手に活用して、秋の休暇を楽しんで心に残る思い出をつくりましょう。

年次有給休暇日数が10日以上ある全ての労働者は毎年5日間年次有給休暇を取得することが労働基準法に定められています

有休

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一緒に考えませんか

今年の第2回目の哲学の勉強会では、「なぜ私は他人からの『迷惑』を受け入れなければならないのか?」という問いに焦点が当てられました。このテーマに関連する議論の一環として、以下の文章が提供されました。
困っている人を助けることに国籍や民族、人種は関係ありません、そうやって助けられた人は将来、町に何かを返してくれるはず。それに単純におもしろいんです
この単純に面白いという考えについて考てみましょうという議論テーマです
グループの話し合いの後に出てきた意見は以下のような内容でした
◎おもしろさは、理解不能
◎助けたことの見返りを期待しているのではないか
◎関わっている人のリアクションを見るのが楽しいのではないか
◎相互に助け合うプロセスが楽しいのではないか
◎単純に人と関わっていくことが面白いのではないか
◎自分に余裕がないと面白さは見つけられない
◎文化の違いを発見することが面白いのではないか
等の意見が出ました。
人間関係が希薄になりがちな昨今ですが、一歩前に出て他者と関わてみることはどうですか
思わぬ面白さに出会えるかもしれません
今回の研修会では、これくらいわかるだろうという曖昧さがトラブルのもとになるのではないかとの意見もありました。仕事にも通じることですね

年収の壁

10月から新たな施策が出るようですね
ニュースや新聞の情報見てますか
岸田文雄首相は25日、年収が一定額を超えるとパート労働者らの手取りが減る「年収の壁」問題について対策パッケージを週内に決定すると明らかにした。「まずは106万円の壁を乗り越えるための支援策を強力に講じていく」と強調した

年収が一定額を超えるとパート労働者らの手取りが減る「年収の壁」問題を巡り、厚生労働省は年収130万円を超えても連続2年までなら扶養にとどまれるようにする方針を決めた。2025年に予定する5年に1度の年金制度改正までのつなぎ措置とし、10月から実施する
↑ほらほら色々情報出ているでしょう
10月から実施なのでこれは確定だと思います
今回はあくまで時限措置との位置づけで、働き方に中立な制度への移行が急がれる。
そうですよね、現在すでに扶養から外れている人は対象外になるので不公平感の話しは出てきますね
大切なお金、制度の話しです。注視しましょう

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10月変わる最低賃金計算してみませんか

さぁ最低賃金の引上げが近づいてきました
引き上げ額は40円
山口県は928円になります

日給、時給だとわかりやすいですが、月給だと自分の時間給はわかりにくいですよね
月給の場合の自分の時間給の計算方法は下記の通り最低賃金の対象にならない手当があるので注意しましょう
(例)
みね子さんの給料から計算してみましょう
基本給 150,000円
職務手当 30,000円
通勤手当 5,000円
時間外手当 35,000円
総支給額 220,000円
1日の労働時間 8時間
最低賃金計算の対象とならないのは 通勤手当と時間外手当なのでこれを除外します
220,000-(5,000+35000)=180,000円
出勤日数が、年間252日ですので
(180,000×12)÷(252日×8)=1,072円
自分の時間単価計算してみませんか

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令和5年度山口県最低賃金改正に係る答申

令和5年8月7日に山口県最低賃金改正に係る答申が発表されました
山口県は、「地域別の引き上げ金額」はBランク40円となります
山口地方最低賃金審議会は、本日8月7日、山口労働局長に対し、山口県最低賃金を40円引き上げ、時間額928円に改正するのが適当であるとの答申を行いました
と発表されており、改正額の効力発生日は、現時点では令和5年10月1日となる予定です
最低賃金とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。
パートタイマー、アルバイト、臨時、嘱託など雇用形態や呼称に関係なくに係わらず守らなければならないものです

但し、請負(フリーランス)の場合労働法の保護を受けることがありません

雇用されない働き方

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求人の年齢制限について

年齢が不問になっているのに年齢で落とされる
初めから「不問」って書かなければいいのに
就職相談室でもこのような話をよく聞きます
実はこれ法律で定められているからです
雇用対策法第9条に以下のように定められています
事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。
年齢制限禁止の例外理由としては、以下の6つのみです
1号…定年年齢を上限
2号…労働基準法等法令の規定により年齢が設けられている(警備業法・危険有害業務 など)
3号のイ…長期勤続によるキャリア形成を図る観点から若年者を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用
3号のロ…技能・ノウハウの継承の観点から特定の業種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用
3号のハ…芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合(子役等)
3号のニ…60歳以上の高年齢者、就職氷河期世代・または特定の年齢の呼応を促進する施策の対象となるものに限定して募集・採用

求人票の年齢不問は、法律で定められており仕方のない面があります
ではどうすればよいのか?
応募前職場見学などに参加し、どのような人財を求めているのか聞いてみることが良いのではないでしょうか
自分の考えている働き方や求められている人材とマッチしているかわかるのではないかと思います

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平等と公平

今年も議論しました「平等と公平」今年もいろんな意見が出ましたよ
◎社会において平等のほうがみんなに同じように分けるということだから簡単にできると思う、公平となると人それぞれ思う公平感は違うと思うので難しい
◎平等で公平な社会がいいと思うが、まず他人の意見をよく聞きみんなで幸せになるにはどうすればいいか話し合うことが大切
◎スタート時には平等で、その中で公平にしていく
◎民主主義だから平等公平という考えが出てくる社会主義では考え方自体無い
◎公平は欲望に負ける
◎平等、公平ばかりの中にいる子どもは社会に出ると弱い、子供達には競争を身に着けてほしい
◎消費税、法律を守る、教育を受けることは平等
◎所得税などは公平
◎人間の本来の受けられるものが平等なもので生きていくうえで保護されているのが公平だと思う
◎人それぞれが思いやりのある社会が平等公平な社会、例えば障碍者の権利向上は公平な社会
◎運動会の徒競走は事前にタイムを放った順位で走らせていた、公平なのかな
◎市町村が配布する商品券は平等、購入自由で残りはほかの人へは公平
◎イラストを見ると平等に用意されたものを大人が子どもに公平に分けていると思う
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皆さんはどう思いますか

怒り

こんな経験をしたことはありませんか?
・キレてしまい、後から後悔したことがある。
・怒ると怖いと言われたことがある。
 これらのような経験が繰り返されると、周りの人々に良くない印象を与えることがあり、自分自身にも怒りの代償が降りかかってくることがあります。 怒りを他者にぶつけている状態とは、声を荒げる、大声で叫ぶ、騒ぐ、他者を困らせる、他者を委縮させる、暴言、物にあたる、暴力などが含まれます。 怒りのコントロールが困難な人の場合、発達障害(ASD・ADHD)のある方は、障害特性が要因として考えられることもあります。

では怒りとは悪い事でしょうか?
いえ怒りは悪いことではありません。怒ってもいい、後悔しない怒りが大切なのです
私たちを怒らせるものは、「理想」と「現実」とのギャップだと言われています。
自分の「べき」と他者の「べき」は異なるものですし、
世代間でも、「べき」とは立場や環境によっても異なります。
〇子は親の言うことを聞くべき
〇先輩を敬うべき
〇私の考えに従うべき
〇時間は守るべき
〇AIに頼らないべき
〇あいまいな表現も「べき」の差を生む原因となります(普通するよね、しっかりして、丁寧に)


アンガーマネジメントとは怒りのコントロールです
「怒らないことではありません」
怒る必要のあることは上手に怒る、怒る必要のないことは起こらないようになることです
怒りは防衛反応(身を守るための感情)とも言われています
怒りは感じてもいいし怒ってもいい
ただし怒ること怒らないことの区別ができなことと怒り方が問題なのです

誰しも、強く怒りを感じることはあると思います
そんな時に怒りを切り抜ける方法のひとつに怒りのピークである6秒を切り抜けるというものがあります
6秒を切り抜けるために怒りのレベルを10段階評価することが進められています
脳が点数をつけることに意識を取られて6秒をやり過ごす
6秒過ぎたからと怒りがなくなるわけではありません理性が効くようになるだけです
また怒り(べき)の許容範囲を広げたらどうでしょうか
① 相⼿とまったく同じ「べき」であれば問題は起こらない
② ⾃分の「べき」と少し違うけど「まあいいか」と許せる
③ ⾃分の「べき」とは全く違う許せない
許せる範囲が広がるといいですね