師走です!
今年最後の学びなおし、来年最初の学び初めにぴったりな講座です
JALの皆さんから学べる機会はめったにないかも
お申し込みは下記のQRコード
もしくはこちらのURLからhttps://forms.gle/irygVcmJD1LC7SBE8
詳細は下記の資料をご覧ください
ナラティブ・アプローチ
11月25日に、リモートでナラティブアプローチのセミナーを受講しました
カナダのカウンセリング心理学部のラリーコクランが1990年代にキャリア分野にナラティブ・アプローチを導入した先駆者だと言われています
ナラティブとは「物語」、自己理解の支援や未来の人生を描くための意思決定支援に役立つ手法として用いられています
導入者のラリー・コクランは、私たちキャリアコンサルタントに対して以下のような文章を出しています
人の未来を描く支援を行うことが、キャリアカウンセラーの使命である。
キャリアカウンセリングの目的は、クライエントの未来をデザインすることを支援することである
だが、未来は誰も実際に体験していない。したがって、未来のシナリオを創造する。そして、自分の未来に積極的、主体的にかかわり、未来を創造する主体者になることが大切である
物語を想像することが、人生の意味を紡ぎだす最善の方法である。
本セミナーの演習としてまず過去を振り返りました
自分の伝記を書くように依頼されたらどのようなタイトルをつけ、どのような章立てをするか
伝記(過去の振り返り)が終わったら次は未来を描く
次章の始まり
次の節目
人生の終わり
このワークをしてみてわかったことは、過去は整理しやすいが未来は描きにくい
自分の体感したこの感覚を忘れないように相談者と向き合っていきたいと思います
中高年者縦断調査
厚生労働省がこのほど同じ集団を対象に毎年実施している「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)令和3年の結果を発表しました
この結果を見て面白いなと思ったのは、第1回(平成17年)調査時に「65 歳以降仕事をしたい」と答えた人で第17 回に「仕事をしている」数が公表されていたことです
男性の「66~69 歳」で6割以上、「70~74 歳」で5割以上、「75 歳」で4割以上
女性の「66~69 歳」で5割以上、「70~74 歳」で約4割、「75 歳」で3割以上
平成17年といえば首相は小泉さん、テレビアニメ『ドラえもん』で、声優陣の一新など大幅にリニューアルした年、JR福知山線脱線事故がありSNSよりブログを個人開設する人が多かった年
そんな時代に、17年後に自分が65歳を超えても仕事をしたいと思っていた人がいたという事実
今ほど時代も混とんとしておらず、先の見えにくい時代ではなかったはずです
さて皆さん、17年後には仕事をしたいと思っていますか
17年前より、生涯元気で!生涯働く!必要が高まってると思います
自分のことはわかりにくいね…
定期的に話しに来る相談者がいます
〇〇が気になる
現在○○状況で
このままでいいのかなと
現実的にひとつづつ押さえていくと
そこは大丈夫です
それは〇〇という風にしています
となるわけですがやはり不安が漂います
そこで別の事例を、この件はどのように考えると投げかけてみました
詳細は書けませんが、若年の相談者の状況を客観的に伝えてみます
そこで彼から出てきた答えは
考えすぎですよね・・・やってみればいいのに
笑う私を前に、自分で「ハッ」と気づき「あっこれって自分もってことか」(笑)
案外自分のことはわかりにくいでしょというと「本当ですね」と結果笑顔で帰っていきました
自分を映す鏡は曇りがち
だから他者との会話は大切なんだと思います
仕事理解
美祢青嶺高校、成進高等学校に事業所の方に来ていただき
高校生キャリアガイダンスを開催していることは何度も記載してきたので、既知の情報だとは思います。
ガイダンスに当たって、事業所から高校生に毎年メッセージをいただいています
これをこのまま眠らせておくのは惜しいたくさんの人に見てもらいたい
ということでホームページを作成しています
高校生向けですので、どの事業所も分かりやすく表記されています
令和5年2月21日に開催する成進高等学校のキャリアガイダンスに向けてすべての事業所からプロフィールが届き
ホームページに掲載しました
https://carriermine.com/
仕事理解をするためにいいツールだと思います
是非ご活用ください
アクセス数が高いので…
週末のアクセス数が高いので、皆さん何の情報を求めているんだろうと考えてしまいます
やっぱり仕事の情報ですかね?
製造業は人手不足感が高くあります
もちろん福祉や建設なども慢性的に人手不足ですね
ではそんな社会で就労困難な人がなぜ生まれてくるのでしょうか
それには様々な要因があります、ここで書き上げるのは不可能なくらい多くの事例があります
私たちのような仕事をしていると多くの人の話しを聴く機会が多いので
年齢・健康状態・家族の悩み・自分の悩み・病気・障がい・メンタル不全など
一見普通に生活しているように見えるけど、心に荷物を抱えている人が多くいます
しかしながら、『自分一人こんな思いを抱えている』、『なぜ自分ばかりこんなに大変なのか」ってやはり壁にぶつかりますよね、だから前に進めないってなるんだと思います
個人的な要因以外には、世の中が速いスピードで移り変わり
働く人たちに求められる能力は高くなった気がしています
社会情勢に応じて、人件費以外にも仕事をするために必要な経費が高騰しています
今まで、一人が一つの仕事をしていればよかったものが
マルチが出来る人が求められる傾向があるように思います
長い職業人生を前に私たちは何をしていけばいいのでしょうか
やはりそれは学び続けることだと思います
よく「ポータブルスキル」って言われますよね
業種や職種が変わっても持ち運び可能なスキル、何でもいいと思うのでこの秋に始めてみませんか
後は今就いている仕事を細分化してみてください、自分の気が付いていない自分の能力があると思います
まず自分を知ることから始めてもいいかもしれませんね
きららオーガニック(株)
答えのないもの
私たちの仕事はいつも、答えのないものに向かって一所懸命になっているんだと思います
答えを出すのは、支援する側ではなく、いつも支援される側が持っているから
またこの感覚を忘れてはいけないんだといつも思っています
美祢青嶺高校から生徒のアンケートが帰ってきました
まだ集計をし切れていませんが、選択式の回答のみ集計してみました
ガイダンスで意識したこと、自分が成長したと思う項目すべてに〇をつけてくださいという問いに対する回答です
今年と昨年で一番変更があったのは、「主体的にガイダンスに参加した」を多くの生徒が選択してくれたことです
ガイダンスまでに事前学習の時間を設定くださった学校、協力してくださった多くの関係者
すべては生徒の将来にとって実りあるガイダンスになることを目指してきました
これにすべての答えがあるとは思いませんが、やはりうれしい思いがしました
来年以降どのような形で事業が進められていくかはまだわかりませんが、いい形にしていけるといいと思っています
2022年度
2021年度
自信
親御さんから相談を受けていた20代女性の支援方法の件で関係機関へ同行しました
このままでは親子共につぶれてしまいそうな気がしていたので早急に動きました
その帰り道…
親御さんに「いろんな人と旨く関われていいですね、私は人間関係が苦手です」
と言われました・・・・・・
これ実はよく言われます
・・・でいいですね
・・・でうらやましいです
もしそう思われていたとしたら
私がいろんな人の力を借りることができるのは、自分に自信がないからです
逆に言えば自信のない自分を認めることが出来るようになったから
「これがベストかな」と思うことがあっても
「これしかない」って思える自信がない
だから多くの人を巻き込んで、多くの人の力を借ります
そのことで知恵が2倍・3倍にもなります
★★★★★
もし今自分に自信がないと悩んでいる人がいたら、それは長所だと思います
素直に周りの力を借りればいいからです
そして自分の周りの些細なことに気づいてみてください
八方ふさがりだと思っていても、きっと身近に些細な幸せがありますよ
それに気づくことから始められると良いいと思います