中高年者縦断調査

カテゴリー美祢就職相談室

厚生労働省がこのほど同じ集団を対象に毎年実施している「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)令和3年の結果を発表しました
この結果を見て面白いなと思ったのは、第1回(平成17年)調査時に「65 歳以降仕事をしたい」と答えた人で第17 回に「仕事をしている」数が公表されていたことです
男性の「66~69 歳」で6割以上、「70~74 歳」で5割以上、「75 歳」で4割以上
女性の「66~69 歳」で5割以上、「70~74 歳」で約4割、「75 歳」で3割以上
平成17年といえば首相は小泉さん、テレビアニメ『ドラえもん』で、声優陣の一新など大幅にリニューアルした年、JR福知山線脱線事故がありSNSよりブログを個人開設する人が多かった年
そんな時代に、17年後に自分が65歳を超えても仕事をしたいと思っていた人がいたという事実
今ほど時代も混とんとしておらず、先の見えにくい時代ではなかったはずです
さて皆さん、17年後には仕事をしたいと思っていますか
17年前より、生涯元気で!生涯働く!必要が高まってると思います

中高年横断調査

自分のことはわかりにくいね…

カテゴリー美祢就職相談室

定期的に話しに来る相談者がいます
〇〇が気になる
現在○○状況で
このままでいいのかなと
現実的にひとつづつ押さえていくと
そこは大丈夫です
それは〇〇という風にしています
となるわけですがやはり不安が漂います
そこで別の事例を、この件はどのように考えると投げかけてみました
詳細は書けませんが、若年の相談者の状況を客観的に伝えてみます
そこで彼から出てきた答えは
考えすぎですよね・・・やってみればいいのに
笑う私を前に、自分で「ハッ」と気づき「あっこれって自分もってことか」(笑)
案外自分のことはわかりにくいでしょというと「本当ですね」と結果笑顔で帰っていきました
自分を映す鏡は曇りがち
だから他者との会話は大切なんだと思います

仕事理解

美祢青嶺高校、成進高等学校に事業所の方に来ていただき
高校生キャリアガイダンスを開催していることは何度も記載してきたので、既知の情報だとは思います。
ガイダンスに当たって、事業所から高校生に毎年メッセージをいただいています
これをこのまま眠らせておくのは惜しいたくさんの人に見てもらいたい
ということでホームページを作成しています
高校生向けですので、どの事業所も分かりやすく表記されています
令和5年2月21日に開催する成進高等学校のキャリアガイダンスに向けてすべての事業所からプロフィールが届き
ホームページに掲載しました
https://carriermine.com/
仕事理解をするためにいいツールだと思います
是非ご活用ください

アクセス数が高いので…

カテゴリー美祢就職相談室

週末のアクセス数が高いので、皆さん何の情報を求めているんだろうと考えてしまいます
やっぱり仕事の情報ですかね?
製造業は人手不足感が高くあります
もちろん福祉や建設なども慢性的に人手不足ですね

ではそんな社会で就労困難な人がなぜ生まれてくるのでしょうか
それには様々な要因があります、ここで書き上げるのは不可能なくらい多くの事例があります
私たちのような仕事をしていると多くの人の話しを聴く機会が多いので
年齢・健康状態・家族の悩み・自分の悩み・病気・障がい・メンタル不全など
一見普通に生活しているように見えるけど、心に荷物を抱えている人が多くいます
しかしながら、『自分一人こんな思いを抱えている』、『なぜ自分ばかりこんなに大変なのか」ってやはり壁にぶつかりますよね、だから前に進めないってなるんだと思います
個人的な要因以外には、世の中が速いスピードで移り変わり
働く人たちに求められる能力は高くなった気がしています
社会情勢に応じて、人件費以外にも仕事をするために必要な経費が高騰しています
今まで、一人が一つの仕事をしていればよかったものが
マルチが出来る人が求められる傾向があるように思います

長い職業人生を前に私たちは何をしていけばいいのでしょうか
やはりそれは学び続けることだと思います
よく「ポータブルスキル」って言われますよね
業種や職種が変わっても持ち運び可能なスキル、何でもいいと思うのでこの秋に始めてみませんか
後は今就いている仕事を細分化してみてください、自分の気が付いていない自分の能力があると思います
まず自分を知ることから始めてもいいかもしれませんね

きららオーガニック(株)

12月面接会参加事業所(シニア歓迎求人)

【住所】
美祢市美東町真名
【事業内容】
調理麵製造・販売
【求人内容】
①調理麵等の盛付け パート1名 美祢工場
②収納容器洗浄 パート1名 美祢工場
③社員食堂での調理補助 パート1名 長門工場

【事業所からのコメント】
〈美祢工場〉
スーパーマーケットのお総菜売場で販売されている調理麺を製造している会社です
ご近所の主婦の方々が中心になって盛付け作業を行っています
〈食堂〉
長門市のフジミツ(株)の食堂を運営しています
従業員の方へ昼食を提供しています

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答えのないもの

私たちの仕事はいつも、答えのないものに向かって一所懸命になっているんだと思います
答えを出すのは、支援する側ではなく、いつも支援される側が持っているから
またこの感覚を忘れてはいけないんだといつも思っています
美祢青嶺高校から生徒のアンケートが帰ってきました
まだ集計をし切れていませんが、選択式の回答のみ集計してみました
ガイダンスで意識したこと、自分が成長したと思う項目すべてに〇をつけてくださいという問いに対する回答です
今年と昨年で一番変更があったのは、「主体的にガイダンスに参加した」を多くの生徒が選択してくれたことです
ガイダンスまでに事前学習の時間を設定くださった学校、協力してくださった多くの関係者
すべては生徒の将来にとって実りあるガイダンスになることを目指してきました
これにすべての答えがあるとは思いませんが、やはりうれしい思いがしました
来年以降どのような形で事業が進められていくかはまだわかりませんが、いい形にしていけるといいと思っています

2022年度

2021年度

自信

カテゴリー美祢就職相談室

親御さんから相談を受けていた20代女性の支援方法の件で関係機関へ同行しました
このままでは親子共につぶれてしまいそうな気がしていたので早急に動きました
その帰り道…
親御さんに「いろんな人と旨く関われていいですね、私は人間関係が苦手です」
と言われました・・・・・・
これ実はよく言われます
・・・でいいですね
・・・でうらやましいです
もしそう思われていたとしたら
私がいろんな人の力を借りることができるのは、自分に自信がないからです
逆に言えば自信のない自分を認めることが出来るようになったから
「これがベストかな」と思うことがあっても
「これしかない」って思える自信がない
だから多くの人を巻き込んで、多くの人の力を借ります
そのことで知恵が2倍・3倍にもなります
★★★★★
もし今自分に自信がないと悩んでいる人がいたら、それは長所だと思います
素直に周りの力を借りればいいからです
そして自分の周りの些細なことに気づいてみてください
八方ふさがりだと思っていても、きっと身近に些細な幸せがありますよ
それに気づくことから始められると良いいと思います

調整する仕事

仕事がうまく回らない!トラブルばかり起こるときには
『調整すること』について考えてみたらどうでしょうか
仕事をするうえで、一人で完結する仕事はほぼないと思います
誰かから依頼されて誰かにアウトプットをする必要があります
そして人が絡む以上、そこには様々な利害関係が存在するため調整が必須になります
機械的に、クラウドで情報を共有する、社内サーバーで情報を共有することはできると思いますが
それは情報共有であって調整ではありません
調整を上手くするためには相手の考えや利害を聞き出し、内容を分析したうえで自分の考えを伝えて妥協点を探る必要があります
調整の仕事で得られるスキル以下の通りだと言われています
★傾聴力
★分析力
★プレゼンテーション力
★折衝力
★根気
ではどうすれば社内調整がうまく行くようになるのでしょうか
★キーパーソンを見つける
★相談ベースで相手の考えを聞き出す
★Win-Winの関係を目指して妥協点を探る
★情報共有は迅速かつこまめに
★上司をうまく使う
学生時代にできることがあるでしょうか
出来るだけたくさんの人と会話をしましょう
子どものころであれば
言い争ったり喧嘩して仲直りまでがワンセットかも
子どものころからたくさんの経験を積んでいたほうが良いと思います

11月は「人材開発促進月間」です

「人材開発促進月間」と「技能の日」について
昭和45年11月に「技能五輪国際大会」がアジアで初めて日本で開催されたことを記念して、11月を「人材開発促進月間」、開会式が行われた11月10日を「技能の日」と定めているそうです
厚生労働省から スキルアップを 目指す労働者や 、 人材開発を進める事業主に対する支援策をまとめたリーフレットが公表されています

スキルアップを 目指す労働者 向けリーフレット

「あなたのスキルアップやキャリア形成を支援します!」

人材開発を進める事業主に対する支援策 をまとめたリーフレット

「『人材開発支援策』のご案内

自分に合ったスキルアップ見つかりましたか

異業種交流会

高校生キャリアガイダンス終了後に行われた異業種交流会
昨年から講師を招聘しテーマに基づいて交流をしてもらっています
今年度は山口大学から佐野先生を講師に招聘しました
佐野先生は哲学を専攻されています
今年のテーマは「何のために人は学び、働き、生きるのか」でした
普段忙しさに忙殺され、すぐに答えを求められている事業所の皆様に、何故このようなテーマで考えてもらうのでしょうか
事業所の皆様は戸惑われている方も多いかと思います
異業種交流会終了後、佐野先生から頂いたメールは下記のような内容がありました
「不安、孤独、無意味が現代人の心の中で次第に大きなものになっているように感じています、技術革新に基づく経済的繁栄一元論の陰であらゆる人間的価値が疑わしいものとなり、まったく先が見えない世の中になりつつあるように見えます」
高校生キャリアガイダンスにしても異業種交流会にしても
大切なのは「人」「人が育つこと」「人に気づきがあること」だと考えています

私たちは考えることができます
私たちは伝えることができます
私たちは隣の人と協働することができます
1年に1回くらい大きなテーマを考えてもいいですかね?
来年はどのような形になるのでしょうか