若年者の初職における経験と若年正社員の離職状況

カテゴリー美祢就職相談室

独立行政法人労働政策研究・研修機構出典
「第3回若年者の能力開発と職場への定着に関する調査」
(回収目標数8,072、回収有効票7,994)

独立行政法人労働政策研究・研修機構が―第3回若年者の能力開発と職場への定着に関する調査―を発表しました「主な事実発見」として以下の3点を発表されています
1)初職が非正社員であった若者は、正社員であった若者と比較して職場での教育訓練や組織へのエンゲージメントが不足しており、長期間勤続しても成長につながりにくいことに加え、仕事の悩みの相談相手にも乏しい傾向にある。一方で、初職が正社員の若者は非正社員の若者より職場トラブルを経験した者が多い。特に女性正社員にとって、職場が働きづらさや負担感を感じやすいものであり、勤続に伴い家庭責任との両立が障壁となるなど、長期勤続しやすい環境が十分に整っていないことがうかがえる。
2)第2回調査と比べた場合新卒就職正社員の就職後3年以内離職率は、専門・高専・短大卒の男性を除くと長期的には低下傾向にある。一方で感染症拡大が始まった2020年春以降に卒業した世代では、初職入職直後に歓迎会など職場の仲間として受け入れられた実感を得る機会や対面で教育訓練を受ける機会が不足していることや、初任給額が上昇傾向にあることが、今後の離職傾向に影響をもたらす可能性がある
3)卒業後初めて就いた仕事(初職)が正社員であった若者を、調査時点までに離職した人と勤続している人とに分けて初職の特徴を比較した。離職者の初職は教育訓練や職場コミュニケーションに乏しく、法令倫理違反や短期間に大量の離職が発生する傾向がみられた。さらに長時間労働者の比率が高く給与額も低い。様々な職場トラブルが発生する傾向もみられた。これらの特徴は第2回調査でもみられた。一方で、第2回調査では女性にだけみられた、人手不足で業務がまわらない・休みをとれない状況が離職につながる傾向が本調査では男性にも確認されるようになった。

調査のロット数も多く、なるほどなと思って読みました
ただ一つ気になるのは、会社に依拠するのではなく自らが学ぶ時代になっているのではないかという点です。しかしこれはすごく難しいことだと考えています
今は「VUCAの時代」と言われますつまりは「将来の予測が困難で、物事の不確実性が高い時代」だということです
だから余計自分の選択が必要になってくると思います
「就社」ではなく「就職」
社名、給料、役職などに就くのでなく
自分の価値観(大切にしたいこと)に応じた仕事に就く
そのためにはやはり自分を知ることが大切だと考えています

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適職

カテゴリー美祢就職相談室

ここ最近、若年層からの転職相談が増えています。
相談内容として多く聞かれるのは、以下のような悩みです。
・自分に合った仕事がわからない
・自分が何に向いているのかがわからない
・仕事を趣味にするつもりはないが何を基準に選べばいいかわからない



適職・・・その人の能力や性格、興味、価値観に適した職業を指します
天職・・・自分の性質や価値観に深く合致し、強い使命感や生きがいを感じられる職業を指します。



天職を探すのではなくて適職を探す
そのためにはこれまでの仕事の振り返り、仕事を通して成長したことなどの棚卸をしたり、次の仕事で大切なのは働く時間なのか、働く場所なのか、屋外か屋内か、給与はいくら必要なのか整理したり
働く価値観を探していけると適職を考えやすくなると思います
そして10年後にどのような自分になっていたいか想像できると良いと思います

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若手従業員向けの研修会を開催しました

10月16日(水)に「自分らしく働くためのキャリアデザイン」をテーマにしたコミュニケーション研修会を開催しました

企画段階では、市内の事業所に「どのような研修があれば従業員を参加させたいか」など従業員研修についてアンケートを取らせていただき、約40社から回答を受けました

アンケートでは、「新入社員や若手社員に社会人基礎力を身につけてほしい」「事業所同士の交流の場がない」という声が多くありました

それらの結果を受けて今回は、「自分らしく働く」をテーマとして参加者の皆さんがご自身のキャリアを考え、どのように働くかを話していただく機会にしたいと思い、若手従業員に向けたコミュニケーション力向上を目的にした『従業員研修会&交流会』としました

チラシ_研修会&交流会

日頃相談室では20代の方と接する機会が少なく、その世代の方々が何をどのように感じるのか、どう表現するのか楽しみにその日を迎え、当日は20代~30代前半の14名にご参加いただきました

会社や上司からの指示で参加された方も多くありましたが、それぞれが「コミュニケーション力をあげたい」「キャリアについて考えたい」「同世代の方となかよくなりたい」と目的をもって受講してくださいました

普段から学生支援や若い世代との交流が多い講師のキャリアデザイン講座は、時代の変化による働き方や価値観の違いについて知り、その変化する時代の中でどのように感じどう動くかを考える機会になったようです

また後半はそれぞれが10年後の姿をイメージして、グループで話し合うワークショップをしましたが「働くこと」「仕事」「キャリア」について、これまで考える機会がなかったという方が大半で、なかなか難しいテーマだったという声も多くありました

キャリアコンサルタントとしては、もっと若い世代から「キャリア」について考える場所をつくれるといいな、という期待や課題も感じられる機会となりました

『交流会』という意味では、少し物足りなさを感じた参加者もあったようですが、そこは次への反省とし、コミュニケーションの基本となる「自分を知る」「相手を知る」機会をこれからもつくっていきたいと思いました

みなさんも「〇年後の自分」をイメージしてみてください!

どんな姿を目指すのか、何ができる自分なのか、どんな環境にいるのか、、、その姿や環境を想像して、今何をするのか、どんな働き方を選択するのか、少しずつ見えてくるものがありませんか!

3月はサル!

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いやはや、3月に入って一度もコラムを書いていないじゃないですか
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったものです

この春卒業し新たな道を進む皆様おめでとうございます
生徒や学生から社会人になる人も多いことでしょう
1990年代後半〜2010年に生まれた人は「Z世代」と言われるそうです
放送中の「不適切にもほどがある」を見ていると昭和と令和の差がよくわかりますね
お互い理解しないといけないのでしょうね

先日こんなメッセージをいただきました
一昔前では、「一を言って十を知る」「技術は、見て盗め」「背中で語る」なんて
言葉もありましたが 今の令和の時代にはそのような事は通用しないのかもしれません。
懇切丁寧にとか、若年層の目線に立ってとか…叱って育てる時代ではなく、褒めて育てる時代ですからね。常に「昭和」ではなく、今は「令和」、令和スタンダードとは何かを模索しながら毎日を過ごしています。

年齢の壁・知識の壁・世代の壁・習慣の壁を埋めるのはやはり対話ではないでしょうか
新生活を始められる皆様のいいスタートを願っています

親の気持ち・子の気持ち

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相談室には親子で来られる方もいらっしゃいます
時には、ここでバトルになることも
相談者の若年者(子)の話しをゆっくり聞いていると
その子なりにいろいろ考えていることがあります
でもこれがなかなか聞けないのが親子関係
親としてしっかりしなきゃって
子どもに教えてやらなきゃって考えてしまうのかな

確かに経験は不足している、親の定規で図るとずれている気がすると思います
早くしっかりしてほしいと思いますよね
ただ客観的に話しを聞いていると
子どものため?
自分(親)のため?
と考えさせられます
親の役割は「子どもを信じて待つ」が必要なこともある
そして待つ自分のことも、信じてあげる
家庭は一番小さい社会、それだけに多くのことが起こりますね
完璧な親も完璧な子どももいない
そう思って深呼吸してみてはどうでしょうか

それは裏切っているのではなく…

先日有識者の方と意見交換をする機会がありました
そのときの意見交換した内容はタイトル!
わかりにくいですよね
一所懸命話しをして
理解を得られたと判断したのに
全く動かない、もしくはその反対の行動をするそういうことです
それは、支援者を無視しているのか、裏切っているのか
どうなんだろう、部下を持たれている上司、支援機関など同じ思いをされた方もいるかもしれません
その時の議論が参考になれば・・・
時代が混沌としていて、家庭環境も複雑になり、会話や対話をする機会が減少し、過敏になっている社会で
足元がグラグラし混乱している若者が多いのではないかというのが今回の意見交換の結果でした
10人いたら8人がこちらが正しいと判断するものを
反対側の判断をしてしまう
なぜエリートが詐欺を・・・なんていうニュースもあったと思います
そこで私たちは何が出来るのでしょうか?
このことについて、即効力のある答えはないのかもしれません
でも裏切ったのではなく混乱しているだけなのかもしれないという視点で捉えると
出来ることも見えてくるのかもしれません

若年者の思考

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内定の連絡が入りましたと、若年の相談者が報告に来てくれた
Uターンしてきた若年者が地域の産業に就労が決まるのはとても嬉しい

そこで、若年者と世間話
最近「欲」のある若い子が少ないんだけど、どう思うと聞いてみた
青年曰く、だってさぼくらゆとり世代の真っただ中よ
学校教育の12年間でさ、余分なことは考えるなと習ってきたから
決められたことだけやってきたんよね
余程小さいころから「夢」があるとか「目指すものが明確」でなければ
学校から言われた通り、余分なことは考えずに来てるんで
今更、欲をもって夢を持ってて言われても考え方がわからんよね

それから、阿武町で起こった事件の話しになり、どう考えるかって話してみた
青年と年齢があまり変わらないからね
若年者には若年者の考えがある
話しをすることに価値があるんだなってつくづく思う
ただ社会では、その余裕がなかったりするのも事実
飲みにケーションもなくなったしね
でも理解しあうにはやはり会話しかないと思う
改めて勉強になった一日でした


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若年者の悩み

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4月の中旬から若年者が多く訪れています
16歳~27歳まで
ひとりひとり考えることが異なっていて
若年者だからとひとくくりにできないとつくづく思います

自分って何が向いているんだろう
自分は何の職業についたらいいんだろう
こんな時にはツールを用いて自己理解を深めていきます
 〇なんのために働くんだろう(仕事・働くうえで大切にしたい価値観)
 〇求人票は何を優先して見るのだろう(優先度)
しかしツールを使ったからと言ってわからないものがすぐに明確になるわけではありません
こうして自分を探しながら仕事を探していけるといいと思います

昨日の若者の就業行動に係る記事について

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昨日の若者の就業行動と意欲の変容に関する記事について
あくまでも私見として思いを書いてみたいと思います
昨日の記事を読まれてない方は、目を通してみてくださいね
①正社員転換者の減少
②若者の職業意識の変化
③正社員定着者・転職者の意識の変化
大都市の若者の就業行動と意識の変容」を20年間調査されていることで昨今の変化が手に取るようにわかるような気がします
そして、大都市・地方にかかわらずこの現象は起きている気がします
「人生が100年時代になって」
20年前と大きく変わったことは人生が100年時代になってきたことだと思います
ベストセラーになっている「LIFESHIFT」では、長期化する職業人生で「生き方の変革」を、求められています
これからを探究し続けるために「エクスプローラ」という生き方を進めています
「エクスプローラ」という生き方 とは
一カ所に腰を落ち着けることなく、身軽に探検と旅を続け、幅広い針路を検討する生き方
様々な経験を通して自らの選択肢を増やし、現時点で「自分らしさ」を発揮できる場所はどこなのかを見つけ出す時期
つまりは、1社主義ではなく、非正規雇用やボランティア活動など多様な働き方を選択し「学びなおし」も必要に応じて見つける「選択肢の多様化です」
ただひとつ大切なことは、きちんと考えて、自己決定し動くという過程です
ここが抜けていては、若者の課題は課題にしかならないと思います
大人世代!いつからかは定かではありませんが、若者のデータについて、大きな問題だ、課題だという思いしかならないと思います
しかしながら間違えなく職業生活は伸びる、人生は100年時代になる
考えなければならないのは、今違和感を持っている私たちかもしれないという視点が大切だと思います

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卒業のシーズンですね

カテゴリー美祢就職相談室

2月ももう終わります
3月は卒業・旅立ちのシーズンですね

学生生活に終わりをつげ社会に出ていく人も多いかと思います
新型コロナウイルスの影響で、高校生活、大学生活何もできなかったなと振り返る人もいるかもしれません

さて社会に出ていくとどんなことが待ち受けているでしょう
まず給料がもらえるようになりますね
働く対価です、お小遣いとは違いますね
仕事のやりがいが見つからない人もいるかもしれません
周りを見ると、上司が先輩がブツブツ文句ばかり言っている
こんなところにいても自分の将来はあるのか
なぁんかつまらないな・・・って思うこともあるでしょう
でも自分の人生、人に奪われないでくださいね
仕事は対価を得る、思うようにならないこともたくさんあると思います
自分の仕事に意味はあるのかそう思うこともあるかと思います
答えはすぐに出ません、自分が今悩んでいる答えは5年後、10年後になるかもしれません

階段を上る人生ばかりじゃないかと思います
人と比較しないでくださいね
階段を降りることがあってもいいと思います
自分の上る階段を見つけていければいい
楽しいばかりの社会生活はないと思うけど
辛い事ばかりでもないよ

学校と違って教科書はないけど、いつも見てくれていた、でもうるさくも感じた先生もいないけど
カリキュラムもシラバスもないけど
自分の道を自分で作っていくスタート地点に立ったんです
周りの大人に相談しながら、自分に問いかけながら一つ一つ歩みを進めていけばいいと思います
頑張れ、フレッシュな若者たち