20代正社員の意識
「仕事で失敗して、自信をなくしてしまった」
「頑張っているけれど、成長している実感がない」
「このまま今の仕事を続けていいのだろうか」
働く中で、こんな気持ちになることはありませんか。
株式会社ジェイックが2026年9月に公表した調査では、仕事への意欲が下がる理由や、前向きな気持ちを取り戻すきっかけが紹介されています。仕事や働き方を考えるヒントとして、その一部をご紹介します。
やる気が下がる背景には、日々の経験や人間関係も
調査は、同社の就職支援サービスを利用して入社した20代の正社員117名を対象に行われました。
仕事への意欲が下がる要因として多かったのは、次の項目です。
- ミスや失敗:42.7%
- 成長実感が得られない:33.3%
- 職場の人間関係:28.2%
※最大3つまで選択。
給与や待遇だけでなく、日々の仕事で感じるつまずきや、周囲との関係も上位に挙がっています。
「やる気が出ない」と感じたときには、自分を責める前に、何が負担になっているのかを振り返ってみませんか。仕事内容なのか、人間関係なのか、それとも頑張りが認められないことなのか。気持ちを少しずつ言葉にすることで、困っていることが見えてくるかもしれません。
気持ちの整理と、周囲との会話がきっかけに
同じ調査で、再び前向きに取り組もうと思えるきっかけとして最も多かったのは、自分の気持ちを整理することでした。続いて、上司や先輩から声を掛けてもらうことが挙がっています。
一人で考えていると、同じ悩みを繰り返し考えてしまうこともあります。そんなときは、信頼できる人に話してみることも一つの方法です。
例えば、次のようなことから整理してみましょう。
- どんな場面で、つらいと感じるのか
- 今できていること、できるようになったことは何か
- どんな助けや配慮があると、働きやすくなるのか
すぐに答えを出せなくても構いません。誰かに話すことが、これからを考える第一歩になることもあります。
職場での声掛けも、働き続ける支えに

事業所の皆さまにとっても、今回の調査は、日頃の関わり方を考えるヒントになります。
例えば、失敗したときに次の対応を一緒に考える、小さな成長を具体的に伝える、困っていることを落ち着いて聞く。こうした関わりを、日々の仕事の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「困ったときに相談できる人がいる」と思える職場づくりを、身近な声掛けから考えていきたいですね。
これからの働き方を、一緒に考えましょう
「今の職場で続けたいけれど、悩んでいる」
「転職した方がよいのか、迷っている」
「自分に合った仕事が分からない
相談する時点で、転職を決めている必要はありません。今感じていることを整理しながら、これからどうしたいかを一緒に考えていきましょう。
参考:株式会社ジェイック「20代正社員の『モチベーション低下と回復の実態』を調査」(2026年9月15日公表)
https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/260915/
※調査期間:2026年8月11日~18日。同社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20代の正社員117名へのWebアンケートです。すべての年代や働く人全体の傾向を示すものではありません。