失業保険について
・学校を出て一度も正社員で働いたことがないのでルールがわからない
・ハローワークを利用して就職したことが一度もない
・そもそも失業保険をしらない
このような相談が相次いだので、失業保険について書いていきたいと思います
就労先で雇用保険が掛けられていた場合
失業保険(基本手当)が受けられます
失業保険を受給するためには条件があります
・会社を辞めた日以前の2年間に、11日以上働いた月が12ヶ月以上ある
・倒産や会社の都合による解雇、有期労働契約が更新されなかったためなどの場合は、辞めた日以前の1年間に、11日以上働いた月が6ヶ月以上ある
失業した理由により、給付の開始時期や給付期間は異なります
離職→求職申込(※離職票)→受給資格の決定→7日間の待機↓
会社都合の場合…支給開始
自己都合の場合…3ヶ月待機→支給開始
※労働者が会社を辞める際、会社に発行が義務づけられています
したがって、退職の際に、本当は会社都合の解雇や退職勧奨に応じた退職なのに、自己都合退職などとしてしまうと、基本手当受給の際に不利になってしまいますので、会社から離職票を受け取ったら、離職理由欄をしっかり確認し、理由が違っていた場合には、その旨申立てましょう。
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労働法