自己PRと志望動機

カテゴリー美祢就職相談室

応募書類の作成支援をしていた時のこと
志望動機と自己PRってどう違うのですか?
と質問を受けました

応募書類の書式にもよりますが、履歴書には「志望動機」の記入欄があります
また最近良く求められる、職務経歴書には自己PRや保有スキルを記入欄があります
どのように区別して書いたらいいのでしょう?

志望動機
なぜその会社や職業を選んだのか、そして自分がその環境でどのように貢献できるかを書くと良いと思います。志望動機は明確である必要があります。例えば、仕事の内容が自分に合っていたのか、雇用条件が一致していたのか、自分はそこでどのような働き方ができるのかを具体的に記述しましょう。

自己PR
自分の強みをアピールしましょう。強みと弱みは表裏一体ですので、弱み(短所)も記入し、このことにどのように向き合っているかを具体的に記述することが重要です。
また、他者(家族、友人、先生など)から見える自分の性格も記載することで、自分では知らなかった新たな自分に出会えることがあります。それも強みにできると良いと思います。

応募書類の作成支援について

美祢就職相談室では、応募書類はパソコンで作成しています
具体的には、「ジョブカード作成支援ソフトウェア」を使っています
この「ジョブカード作成支援ソフトウェア」現在はダウンロードできなくなっていますが、ジョブカード作成支援サイトに変更になり、機能としては残っています

さて、あまり話が横道にそれてもいけませんね
応募書類!エクセルでいいんですか?
実は、ジョブカード作成支援ソフトウェアは厚生労働省が提供しているものです。
つまり、手書きでなくても問題ありませんという回答になります

応募書類は訂正印はNGです
一字一句間違えると最初から作成しなければなりません
応募書類の内容より、間違えないことに意識が行ってしまいます
これは良くないと相談室では考えています
応募書類は、自分のことを知るいいツールです
自分が何を大切に働こうとしているのか、強み(長所)は?弱み(短所)は
自分のPRポイントは?
応募書類でしっかり整理しておくことで、面接を乗り切ることが出来ると思っています
最近は職務経歴書を求める事業所が多いですが、職務経歴書を求めない事業所には
履歴書で差別化を図ることが必要ですね
応募書類は自分を整理(自己理解)するツール!
しっかりと整理しておくことで面接での自己アピールがより効果的になると考えられます。

企業が求める人物像

帝国データバンクが「企業が求める人材像アンケート」調査結果を発表しました
アンケート期間は 2022 年 9 月 2 日~5 日、有効回答企業数は 1,550 社(インターネット調査)です
中小企業では、60%が中途採用メインの採用形態
小規模企業では、63.5% が中途採用メインの採用形態 だそうです
中小企業に、中途採用の採用活動において、どのような人材像を求めているかを尋ねたところ
1、コミュニケーション能力が高い(41.2%)
2、意欲的である(41.8%)
3、真面目、または誠実な人柄である(34.6%)
4、素直である(33.6%)
5、専門的なスキルを持っている(24.4%)
が上位となったそうです
面接を重視されそうですね、ヒューマンスキルは自己理解の推進が重要になりますね
自分の長所は何か、短所を補うためにどのような行動を行っているか
これまで何を頑張って来たのか、これから何を頑張りたいか
志望動機は何か、これまでの自分のスキルをどのように活かしていくのか
働く上で自分が大切にしていることは何か
こういうことを自分に問いかけること、また他者に投げかけてフィードバックをもらうことが重要になりそうです
専門的なスキルでは、職業訓練を選択するのもひとつだと思います
アンケート結果を参考に考えてみるといいですね



職務経歴書

近年、応募書類の際に求められることが非常に多くなったのが職務経歴書です
ハローワークが作成する求人票の7、選考等の応募書類等のコーナーに事業所から求められる書類の記載があります
 ハローワーク紹介状
 履歴書(写真貼付)
 職務経歴書
というふうに記載してあります
ではこの職務経歴書何のために作る(求められる)のでしょうか
職務経歴書は、これまでに経験した業務内容や勤めてきた企業・業種・経験を求職先にアピールするために作成します。
それでは何に気を付けて作成すればいいのでしょうか
①職務経歴を記載するときには雇用形態、業務内容、配置転換を記載する
②職業能力のPRポイントを整理し、箇条書き等で簡潔に書く
自己PRを必ず書く、活かせる知識・スキルも整理しましょう
④A4サイズ、1枚から2枚に整理する
パソコンのスキルを示すためにも、Word、Excelを用いて作成する
⑥応募先の事業所(志望業種)ごとに作成する(流用はNG
結構要点がありますね
職務経歴がない場合は、自己アピールを求められる場合もあります
自分のことを知るには、家族や友達、知人などと対話をして自分を発見することも必要ですよ

この1週間で、3件程度応募書類作成の相談がありました
ひとりで難しければ、各支援機関をノックしてみてはどうでしょうか

応募書類作成

あぁ新年ですね
今朝は応募書類作成支援からスタートです
1名は明日面接
応募前職場見学をしているので少し余裕ですが、応募書類は会社に保管されているものですし
伝えておきたいことをきちんと文字にできることは大切です
介護の道に進みます、面接がうまくいきますように

1名は職務経歴書の作成
まだ在職中で転職希望です
どうしても相談室に来る時間が取れないということでメールで応募書類を送ってもらいました
美祢就職相談室では、メールでの確認も対応していますが誰でもOKというわけではありません

1、求職先がきまっていること
応募書類は自分が就労を希望する業種によって作成するものです
応募書類の使いまわしはできません

2、就職相談を数回行っていること
応募書類に虚偽を書くことはできません、作文のような応募書類を書いても実際面接を受けたときに
かえって不信感を持たれてしまいます
最近はDXで就職相談をZOOMやTeamsを用いてされているところ
もありますが 美祢就職相談室では基本対面で行っています
求職に向けてどのように意思決定を行ったのか
なぜこの業種につきたいのか、家庭環境や将来の目標と合致しているのかは応募書類を作成するときにとても大切になります
このような条件が整っていれば、MailやFAXでの添削にはいくらでも対応しますよ

壬寅(みずのえとら)二人ともこれまでとは全く異なる世界への転職希望です
新たなチャレンジがどうかうまくいきますように

改めて履歴書の紹介

就職相談室のホームページから、労働法に次いでダウンロードされているのが履歴書と履歴書の書き方
TOPページに履歴書ジェネレーターと書いたアイコンがあります
これをクリックしていただくと入力することで履歴書が完成できるツールがあります
各種セミナーのタブをクリックしていただき
履歴書レクチャーをクリックしていただくと履歴書の書式がダウンロードできます
すでにご利用の方が多いですが改めてご案内いたしますね

2021年6月より
1. 性別欄は〔男・女〕の選択ではなく任意記載欄となり、未記載とすることも可能となりました
2.「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の各項目は履歴書に項目を設けないことになりました
美祢就職相談室のホームページからダウンロードできるものは、厚労省が指定した書式になっています
書類選考がある場合は、自分より応募書類が先に面接に行きます
これまでの職歴の棚卸や、自分の思いをしっかり整理して書くことが大切ですね
美祢就職相談室でも支援しますのでお気軽に連絡下さい

応募書類について

ここ最近、このHPから履歴書のダウンロードや履歴書の書き方のダウンロードが増えてきました
履歴書ジェネレーター(http://shushokumine.com/fill-out)を活用されている方も多いかと思いますが
応募書類について少し記入したいと思います
応募書類とは「この事業所で働きたい」と意思決定した時に自分をPRするために作成する書類です
履歴書が一般的ですが最近は職務経歴書を求める事業所も増えてきました
履歴書はJISサイズが標準となっています、つまりはAサイズ
美祢就職相談室に来室される相談者がBサイズの履歴書を持参されることが結構多くありますが
応募書類はA4(2枚)かA3を利用しましょう

履歴書の書き方についてはhttp://shushokumine.com/wp-content/themes/wp_mini/assets/data/rireki02.pdf
こちらに詳しく載せて言いますし
履歴書ジェネレーターを活用すると説明文も出てきますよ
履歴書は、パソコンを用いていいの?と言う質問も良くあります
昔は履歴書は手書きでないといけないと言われてきました
しかし私は思います、手書きの履歴書の修正(二重線等)は認められません
最後まで書いて誤字等あると頭から書き直さないといけません
そこに労力を使うより、内容を検討した方が良い!!
厚生労働省が作成した「ジョブカードソフト」も履歴書はエクセルで出てくるようになっています
対面の採用試験が少なくなっていることもあり、書類選考の率が非常に多くなってきました。
自分より先に事業所に届く応募書類、なぜこの会社に行きたいのか、自分の価値観はどこにあるのか
長所や短所、持っている資格、強みとうしっかり整理して作成しましょう