一緒に考えませんか

今年の第2回目の哲学の勉強会では、「なぜ私は他人からの『迷惑』を受け入れなければならないのか?」という問いに焦点が当てられました。このテーマに関連する議論の一環として、以下の文章が提供されました。
困っている人を助けることに国籍や民族、人種は関係ありません、そうやって助けられた人は将来、町に何かを返してくれるはず。それに単純におもしろいんです
この単純に面白いという考えについて考てみましょうという議論テーマです
グループの話し合いの後に出てきた意見は以下のような内容でした
◎おもしろさは、理解不能
◎助けたことの見返りを期待しているのではないか
◎関わっている人のリアクションを見るのが楽しいのではないか
◎相互に助け合うプロセスが楽しいのではないか
◎単純に人と関わっていくことが面白いのではないか
◎自分に余裕がないと面白さは見つけられない
◎文化の違いを発見することが面白いのではないか
等の意見が出ました。
人間関係が希薄になりがちな昨今ですが、一歩前に出て他者と関わてみることはどうですか
思わぬ面白さに出会えるかもしれません
今回の研修会では、これくらいわかるだろうという曖昧さがトラブルのもとになるのではないかとの意見もありました。仕事にも通じることですね

年収の壁

10月から新たな施策が出るようですね
ニュースや新聞の情報見てますか
岸田文雄首相は25日、年収が一定額を超えるとパート労働者らの手取りが減る「年収の壁」問題について対策パッケージを週内に決定すると明らかにした。「まずは106万円の壁を乗り越えるための支援策を強力に講じていく」と強調した

年収が一定額を超えるとパート労働者らの手取りが減る「年収の壁」問題を巡り、厚生労働省は年収130万円を超えても連続2年までなら扶養にとどまれるようにする方針を決めた。2025年に予定する5年に1度の年金制度改正までのつなぎ措置とし、10月から実施する
↑ほらほら色々情報出ているでしょう
10月から実施なのでこれは確定だと思います
今回はあくまで時限措置との位置づけで、働き方に中立な制度への移行が急がれる。
そうですよね、現在すでに扶養から外れている人は対象外になるので不公平感の話しは出てきますね
大切なお金、制度の話しです。注視しましょう

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社会保険について

カテゴリー美祢就職相談室

社会保険の適応拡大の議論が行われていますね
パートの主婦層が、手取り額が減額することに対する各種施策案が新聞等でも報道されています
就職相談室でも、中途半端に働くと手取り額が減るので損だとテレビで言っていました
雑誌に書いてありました、などの相談が来ます
でも別の味方は出来ませんか?
確かに社会保険で扶養に入っている場合は社会保険を本人が負担することはありません
でも本人が見えていない金額があるのに気づいていますか?

山口県の「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」を見てみましょう
例えば、101人以上の事業所に勤務した場合
月額8万8千以上が社会保険の対象になりますね
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  4,083円         8,052円  =12,435円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  5,183円         8,052円  =13,235円
扶養から外れるとすると年額で130万円以上ですので
月額では、約10万8400円以上の金額になると思います
健康保険(40歳未満の方)   厚生年金保険料
  5,478円         10,065円  =15,543円
健康保険(40歳以上の方)   厚生年金保険料
  6,479円         10,065円  =16,544円

これは折半した金額です、半分は会社が負担するわけです
給料以外に、上記の金額を会社が払ってくれるって考えたらそれは得でしょうか?損でしょうか

社会保険に加入するメリットを考えてみましょう
1.健康保険料の半額は会社負担である
2.生活保障のための傷病手当金、出産手当金制度がある
3.老齢年金額が上乗せされる
4.障害年金の等級数が多い
5.遺族年金の支給対象が広く、手厚い保障制度が設けられている
見えていない部分を見て考えられるといいと思います

年金

医療法人EMS 植田救急クリニック

2023年10月面接会参加事業所 事務員の募集です

【募集内容】
①医療事務・受付 常勤1 パート1名
②受付事務 常勤1 パート1名
③クリーンスタッフ パート1名

【事業所からのメッセージ】
 最新・最良の医療を山口県美祢市に!
 「かかりつけ医」+「救急医」+「消化器内科医」
すべての緊急度・重症度の患者に対応できる救急医であるからこそ、どのような症状の患者様にも最新の医療機器を駆使しベストな医療を提供する。
地方の医療サービス充実を理念としてスタッフが活躍しています。
スタッフが生き生き働ける環境作りにも取り組んでいます  

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10月変わる最低賃金計算してみませんか

さぁ最低賃金の引上げが近づいてきました
引き上げ額は40円
山口県は928円になります

日給、時給だとわかりやすいですが、月給だと自分の時間給はわかりにくいですよね
月給の場合の自分の時間給の計算方法は下記の通り最低賃金の対象にならない手当があるので注意しましょう
(例)
みね子さんの給料から計算してみましょう
基本給 150,000円
職務手当 30,000円
通勤手当 5,000円
時間外手当 35,000円
総支給額 220,000円
1日の労働時間 8時間
最低賃金計算の対象とならないのは 通勤手当と時間外手当なのでこれを除外します
220,000-(5,000+35000)=180,000円
出勤日数が、年間252日ですので
(180,000×12)÷(252日×8)=1,072円
自分の時間単価計算してみませんか

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山口県最低賃金を「928円」に引き上げます

発行日は、令和5年10月1日

最低賃金とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。パートタイマー、アルバイト、臨時、嘱託など雇用形態や呼称に関係なくに係わらず守らなければならないものです
事業所を対象に最も低い賃金を引き上げ、設備投資等を行った中小企業・小規模事業所等に、その費用の一部を助成する制度があります
制度が拡充されたようです。詳しくは下記の資料をご覧ください

業務改善助成金制度

拡充のポイント_rotated

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久しぶりに雇用情勢

カテゴリー美祢就職相談室

ここ最近雇用情勢を掲載していなかったと深い反省を込めて情報共有したいと思います
雇用情勢に関するデータは1か月遅れで発表されますが、以下に有効求人倍率の推移を共有します
まず、有効求人倍率についてですが、山口県全体では1.5倍、宇部市内では1.56倍となっています。
この倍率は新規求職者の数によってわずかに変動しています。
また、正社員の有効求人倍率に関しては、山口県全体で1.34倍、宇部市内では1.43倍となっています。

求職者の傾向としては、女性のフルタイム希望者が増加しているようです
子育てを一段落した30代~40代にこの傾向がみられるようです
10月から施行される「社会保険の拡大」や物価高騰などの影響があるのかもしれません
産業別の求人数を見ると「製造業が減少傾向」「介護求人が増加傾向」にあるようですがこれは特定の事業所の求人の有無によって変動するようです
平成31年度から令和5年度の求人倍率の推移を見てみると最も高かった平成31年(令和元年)に次いで、令和4年・5年が同じ推移を辿っています
美祢市の求人求職の状況を見てみると、求職登録をしている人は265名(在職中を含みます)
求人ではサービス業の求人が一番多く次いで専門技術の職業が多くなっています
美祢市に就業地を置く事業所の求人倍率は1.62倍
常用雇用では1.51倍となっています

大人とは

カテゴリー美祢就職相談室

いろいろ思うことあり「ChatGPT」に大人とはと聞いてみた(笑)
あなたはどうですが
大人になれていますか・・・私はどうだろう 大人になれているかな

回答は下記
大人(おとな)とは、年齢的に成熟し、社会的・心理的な責任を果たす段階に達した人を指す一般的な用語です。ただし、文化や社会によって大人と見なされる年齢や条件は異なることがあります。一般的に、以下の特徴が大人とされることが多いですが、厳密な定義は存在しません。大人になるプロセスは個人によって異なり、年齢だけでなく経験や環境も影響します。一般的には、大人になる過程は青年期から始まり、自己アイデンティティを発見し、社会的な責任を受け入れる段階を経て、成人としての役割を果たすことを含みます。
1、年齢的成熟
大人とされる年齢は国や文化によって異なりますが、通常は18歳以上からとされることが多いです。これは法的な成人の年齢として採用されていることが多いですが、一部の文化ではさらに高い年齢が必要とされることもあります
2、社会的責任
大人は一般的に自分自身や家族、社会への責任を果たす能力を持つとされます。これには仕事を持つ、税金を支払う、家庭を築く、法律を守るなどが含まれます。
3、自己決定権
大人は自己決定権を持つとされ、自分の生活や選択に責任を持つことが期待されます。これには医療の意思決定、金銭の管理、教育の選択などが含まれます。
4、成長と学習
大人は終身学習の機会を活用し、知識やスキルを継続的に向上させることが重要です。また、経験を通じて成長し、過去の誤りから学び取ることも大切です。

本日の相談者

カテゴリー美祢就職相談室

64歳から69歳まですべて60代
それでも週に5日働きたい。これまでのスキルを活かし、環境の良い会社で働きたい。家庭の時間と仕事の時間両方を大切にしたい。できれば仕事の時間を増やしたい。
十数年前まではすでに引退をしている年齢、つくづく生涯現役社会になったんだなと思います。
では、事業所の方はどうでしょうか。介護、清掃、サービス業、運転(概ね70歳までが多い)、現業職では「シニア歓迎求人」が多く出ています。
この年代の人は柔軟性があります。柔軟性は強さだと思います。若い世代と柔軟性のある世代が協働できるといいなと思います。

哲学を学んできました(笑)

カテゴリー美祢就職相談室

毎年参加せていただいている
他社の事業所の勉強会
今年のテーマは~自分に「尊厳」を感じること、他者に「尊厳」を感じること
今回のお題は2つ
1、「経費削減」や効率を求めざるを得ない社会
2、「強固な主体性」が必要になってしまっている時代

こんな経験はありませんか? 何気ない雑談をしている最中に、自分自身が気づかなかった考えや感情に気付く瞬間!その時、個人的には気付かないような感情が浮かび上がってくることがあります。これは、自分だけでいるとなかなか現れないような感情です。そして、その感情を誰かと分かち合うことや、誰かに見守られることで解決可能な問題があることもあります。
現代の社会では、このような気軽な雑談による「ゆるいつながり」が次第に希薄になってきているように感じます。ここでいう「ゆるいつながり」とは、近隣の人々との繋がりのようなものを指し、時には些細なしがらみも存在します。このような「ゆるいつながり」が失われると、自分自身で積極的にコミュニティを築かなければならなくなります。コミュニティを築くには、能動的な関与が不可欠です。
こうした社会状況下では、理不尽な主張をすることで周囲を困惑させるケースが増える可能性も考えられます。ですが、逆に言えば、積極的なコミュニケーションと相互理解を大切にすることで、そのような状況を和らげることもできるでしょう。

深いテーマですね。皆さんはどのようにお考えでしょうか?