若者の就業行動と意欲の変容

労働政策研究報告書NO213
「第5回若者のワークスタイル調査」から
大都市の若者の就業行動と意識の変容

労働政策研究所 引用

上記の報告書を引用しています
今回の調査で下記に記載しているような「事実発見」があったそうです
①正社員転換者の減少
離学直後(卒業してすぐ)に正社員でなかった若年者がその後正社員に転換する割合が男性で特に減少している。
非正規雇用を継続している若年者の職業意識をみると、やりたい仕事なら正社員でもフリーターでもこだわらないとする者やうつや障害などで働きづらさを感じたことがあるという割合が高くなっている
経年的にフリーターに就いている若者が正社員になろうとする割合はこの5年間減少している
②若者の職業意識の変化
2001年の調査、2011年の調査、2016年の調査と比較し
・今の世の中、定職につかなくても暮らしていける
・若いうちは自分のやりたいことを優先させたい
が上昇しその反面
・一つの企業に長く勤めるほうが良いが大きく減少している
他方で、「できれば仕事はしたくない」が大きく上昇している
③正社員定着者・転職者の意識の変化
今回の調査で、今ひとつ特徴的な点として正社員定着者の低下が見られた
職業意識の面からみても、正社員定着者は、1社志向こそ高いものの、独立志向もフリーランス志向も弱くなっており、やりがいを感じないながらも定着するという将来展望になっている

若年正社員のやりがい低下の背景については解釈困難であるが、この5年間、若者全体における仕事離れが広がっているものの、早期離職ではない転職者の割合も高まっていた
転職者では、キャリア探索を経て「自分に向いている仕事がわからない」は低下するが、他方定着者の中で「自分に向いている仕事がわからない」という迷いを感じるものが増加するなど、迷いの中で現在の仕事のやりがいを感じにくくなりまた、今後の勤務先でのキャリア見通しを持てなくなっているものと解釈したとしている。

この件に関して私なりに考えることがありますが
今日は、報告書のみの内容を記載したいと思います。
皆さんはどう思いますか?
 

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