若手社員の定着支援に向けた意識と働き方に関する調査
市内の事業所にご協力をいただき、10代から概ね40才までの若手社員を対象に意識調査をお願いしたところ94件の貴重な意見をいただくことが出来ました
調査方法はWEBによるアンケートで実施しました
年齢別では、10代(5名)20代(46名)30代(43名)となっており、
業種分類では、現業職(54名)間接部門(21名)専門職(19名)となっています
調査結果の一部を共有したいと思います
■若手社員が感じる働きやすさ、働きにくさ
(上段 働きやすさ、下段 働きにくさ)

■上司先輩との相談体制と定着の関係

■キャリアの相談体制と成長実感の関係

今回の調査を経て、キャリアコンサルタントとして、本調査を通して認識が変わったのは「若手層は職場に深い人間関係を求めていない」という従来の見方が誤りであったということです
もちろん、給与や休暇の取りやすさといった制度面も重要ですが、「相談できる人がいない」「自分だけが悩んでいる気がする」といった孤立感は、離職を促す要因になり得る可能性がある
もう一つ重要な視点として捉えているのが、若手社員自身による「自己開示」と「フィードバックを受け取る姿勢」です。
自分の気持ちが楽になるようなコミュニケーションの取り方を考え、自らの課題として向き合うことが、安定した人間関係の構築につながると考えています。
美祢就職相談室としては、この結果をもとに若手社員のための「本音で語る・考える」参加型セミナー』を開催予定です