3つの「きく」の違いについて
新年度がやってくるからですかね
検索ワードに3つの「きく」が数件上がっていました
新入社員の皆さんはいいスタートが切りたいって思いますよね
さて、
コミュニケーションの基本は「きくこと」です
この「きく」実は3つあるのを知っていますか
特に、新入社員を迎える皆さん、新入社員にとって社会の入り口となる皆さんの役割はとても大きいと思います
今一度、「 聞 く ・ 聴 く ・ 訊 く 」思い起こしてみませんか
1、聞 く
な~んとなく聞く、音が入ってくる
耳に入ってきた言葉を認識する
雨音を聞く、物音を聞く、自分を呼ぶ声を聞く
こんな時に使うので「受動的」と呼ばれます
門の中に耳がある、聞き方だともいわれます、門を閉じて聞いてるってことです
2、聴 く
傾聴が大事です!
コミュニケーションの世界では、この聴くが大事ですよ!!!
私もたくさん言われてきたし沢山言ってきました
特徴は「きく」に心が入っているところです
分解すると、十の目と心になります
「十の目と心」で聴く
相手の伝えたいこと、考えていること、思いを理解しようと耳を傾ける事です
3、訊 く
これは尋ねる事です
自分が訊きたいこと、質問、興味関心のあることを訊く
聴くとは反対方向にある訊くです
相談に行くときは「訊く」ことが多いかもしれませんね
コミュニケーションの練習では「聞かない聞き方」のワークがあります
ワークをする時には、「こんなこと、私絶対してない」って思いますが
案外やっているんです
仕事をしている時に部下に話しかけられた、顔も上げずに「うん、うん」って生返事をしているけど
「どう思いますか」と問われて「今何言ってたっけ?」のような感じですね
まぁ流した方がいいこともありますが(笑)
「聞く・聴く・訊く」3つのきくを理解して、良いコミュニケーションをとってくださいね