中高年齢者の課題や特徴
中高年齢者支援のためのキャリアコンサルタント研修を受講しました
中高年は概ね40歳からです
就職相談室に来室される中高年齢者の多くが悩みを抱えています
それは人生が100年時代になり「3ステージのモデル」から「マルチステージの人生」にシフトしていくこのことで、職業人生は長期化し、多様な働き方や、学びなおしなど多くの移行期(トランジション)を迎えるようになったことも要因があります
ダニエル・J・レビンソンは、人生の発達段階・ライフサイクルを四季(人生の四季)になぞらえ4つの発達期があるとし安定期と各発達期の間に5年程度の過渡期が存在すると考えました
「人生なかばの過渡期」は中年の危機
・自己内部での戦い
・外の世界との闘い
・生活構造の主な要素(職業、若者との関係、結婚など)の見直しと新たな選択
・「若さと老い」などの葛藤
つまりは人生が長くなりマルチ化し、体力、気力、環境の変化などで自分のなかに惑いが出てくることです
これは特別なことではありません
中高年期の課題として会社の中でもなかなか相談相手が見つからない
弱音を吐くことも拒まれるこんな状況にいる人も多いかと思います
ひとりでは解決できないときは、企業であればセルフキャリアドック(キャリアコンサルタントがいます)の活用
ハローワークや、お仕事センターにもキャリアコンサルタントがいます
相談してみてはどうでしょうか
何のためにこの仕事をしているのかわからくなった、意欲が持てないそんな時は
何を手放すのか(自責の念、葛藤)など一緒に考えてくれます
整理することで、過渡期を乗り越え次のステージに進んでいけると思います