中高年者縦断調査

カテゴリー美祢就職相談室

厚生労働省がこのほど同じ集団を対象に毎年実施している「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)令和3年の結果を発表しました
この結果を見て面白いなと思ったのは、第1回(平成17年)調査時に「65 歳以降仕事をしたい」と答えた人で第17 回に「仕事をしている」数が公表されていたことです
男性の「66~69 歳」で6割以上、「70~74 歳」で5割以上、「75 歳」で4割以上
女性の「66~69 歳」で5割以上、「70~74 歳」で約4割、「75 歳」で3割以上
平成17年といえば首相は小泉さん、テレビアニメ『ドラえもん』で、声優陣の一新など大幅にリニューアルした年、JR福知山線脱線事故がありSNSよりブログを個人開設する人が多かった年
そんな時代に、17年後に自分が65歳を超えても仕事をしたいと思っていた人がいたという事実
今ほど時代も混とんとしておらず、先の見えにくい時代ではなかったはずです
さて皆さん、17年後には仕事をしたいと思っていますか
17年前より、生涯元気で!生涯働く!必要が高まってると思います

中高年横断調査

令和4年9月バランスシート

カテゴリー美祢就職相談室

市内の事業所と意見交換のときに、募集しても人が来ないという話を受けて、ハローワーク宇部が作成されたバランスシートをグラフにしてみました
上の段が宇部管内、下の段が美祢市です
宇部管内の職業別求人募集数は4,779人、求職者数は3,220人となっており、人手不足の状態ではあると考えます
年代別ではないですので、19歳以下~65歳以上までのすべての求職者の情報を用いています

令和4年就労条件総合調査の概況

厚生労働省が令和4年1月1日現在の状況について調査を行った結果を公表しました

多くの項目で発表が行われていますが、ここでは所定労働時間や有給休暇について記載してみたいと思います
まず法定労働時間と所定労働時間
この差がわかりますか?
法定労働時間は労働基準法第32条に規定されている労働時間の限度のことです
休憩時間を除き1週間について40時を超えて労働させてはならない
1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日ついて8時間を超えて、労働させてはならない
所定労働時間
労働者が働くこととなっている時間のことです。就業規則や雇用契約書に記載されている始業時間から終業時間までの時間から休憩時間を引いた時間のこと
もちろん法律の方が上位、法定労働時間を超えて所定労働時間を定めることはできません
1日の労働時間は、7.47時間 1週間の労働時間は39.08時間
事業所の規模による差異はあまりないようです

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1年間に5日以上が法制化された年次有給休暇についてはニュースでも報道していましたが
取得した日数は 10.3 日、取得率は 58.3%となっており昭和 59 年以降過去最高となっているようです
働く人たちが有休を有意義に取得して、ワークアンドバランスが取れているといいですね

R4.8月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
8月の山口県の有効求人倍率は1.56(季節調整あり)宇部所管内では1.58となっており、前月より0.03ポイント上昇しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より0.4%減少3,304人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より1.5増加の5,521人となっており7月からほぼ横ばい状態です
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいいハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、8月の新規求職者数(新たに登録した人)4,080人のうち1,194名(全体の29.3%)が在職者になっています
定年者や在職者を中心にパート希望の新規求職者が多いそうです

令和4年10月1日から「人材開発支援助成金」の制度が利用しやすくなったそうです
全体的な見直しとして、「提出書類が省略」されたそうです
山口県ではこの制度の利用事業所がとても少ないそうです
従業員の少ない事業所であっても「定額制訓練」は従業員に合った時間設定や・訓練を選択できるメリットもあります

人材開発支援助成金-2

職業生活は長くなっています、在職中の学びなおし「リスキリング」は今後尚大切になってくると思います
生産性向上のためにもこの機会に制度を活用されませんか

R4.7月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
7月の山口県の有効求人倍率は1.53(季節調整あり)宇部所管内では1.55となっており、前月より0.05ポイント上昇しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より4.6%減少3,317人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より1.2増加の5,134人となっています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、7月の新規求職者数(新たに登録した人)3,789人のうち
1,122名(全体の29.6%)が在職者になっています
産業別新規求人数では
製造業、宿泊業・飲食サービス業の求人が増加しています
製造業は、更新の求人が多いということでした
ハローワークの求人は3か月に一度更新する仕組みになっています

令和4年9月1日から「人材開発支援助成金(人への投資促進コース」の見直しが行われています
「人への投資促進コース」とは下記の制度です

〇雇用保険被保険者に対して、職務に関連した専門的な知識と技能の習得を目的として、計画に沿って訓練を実施した場合に、訓練中の賃金と訓練にかかった経費の一部を助成
〇自発的な教育訓練を受けるために必要な教育訓練休暇を労働者に与える長期教育訓練休暇等制度を企業に導入し、労働者が実際に教育訓練休暇等を取得した場合に導入経費と教育訓練休暇中の賃金の一部を助成

人への投資促進コース

生涯現役社会で、学びなおし(リスキリング・リカレント)はとても重要になってきます
在職中の方、事業所の方は積極的に活用ください
美祢市の7月の有効求職者数は265人それに対し有効求人数は523人で有効求人倍率は1.97となっています
事務の仕事も、フルタイム・パート共に多く出ています
皆さんの働く力は求められていますよ、まずは相談ください

R4.6月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
6月の山口県の有効求人倍率は1.48(季節調整あり)宇部所管内では1.46となっており、前月より0.04ポイント上昇しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より1.2%減少3,478人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より1.6増加の5,074人となっています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、6月の新規求職者数(新たに登録した人)4,395人のうち
1,413名(全体の32.2%)が在職者になっています
産業別有効求人数では
運輸業、郵便業・・・タクシーと貨物など
医療、福祉・・・歯科など
の求人が大きく増加しています
新規求職者では、45歳以上の男性・24歳以下の女性が増加しているそうです
ハローワーク宇部では、「就職氷河期世代専用窓口」を設置されています
8月23日にはセミナーも開催されるそうです
就職相談室でもハローワーク宇部と連携し伴走型支援をしています
ぜひご利用ください

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美祢市の6月の有効求職者数は277人それに対し有効求人数は507人で有効求人倍率は1.83となっています
有効求職者数276人のうち81人は40歳未満となっています
美祢市の製造業で若い力を求めていますよ、職場見学等してみませんか
興味のある方は相談室までお問い合わせください

R4.5月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
5月の山口県の有効求人倍率は1.47(季節調整あり)宇部所管内では1.42となっており、前月より0.1ポイント低下しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より1.3%上昇の3,522人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より6.8%減少の4,922人となっています
毎年5月の求人数は減少傾向にあります、6月の求人数は順調に伸びています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、5月の新規求職者数(新たに登録した人)4,865人のうち
1,266名(全体の27.0%)が在職者になっています

令和3年度の県内の障害者新規求職申込は2年ぶりに増加傾向になっています
身体障害者 606件(就職件数 257件)
知的障害者 313件(就職件数 179件)
精神障害者1,021件(就職件数 499件)
その他の障害 249件(就職件数 108件)
それぞれの強みを就労に活かしてほしいですね

美祢市の5月の有効求職者数は296人それに対し有効求人数は496人で有効求人倍率は1.68となっています
有効求職者数296人のうち91人は40歳未満となっています
美祢市の製造業で若い力を求めていますよ、職場見学等してみませんか
興味のある方は相談室までお問い合わせください

R4.4月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
4月の山口県の有効求人倍率は1.53(季節調整あり)宇部所管内では1.52となっており、前月より0.13ポイント低下しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より7.0%上昇の3,478人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より1.8%減少の5,282人となっています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、4月の新規求職者数(新たに登録した人)6,276人のうち
1,245名(全体の19.8%)が在職者になっています
3月末に比べて、減少傾向にありますが、年間を通して25%程度の人は転職を考えているという傾向にあります
人生100年時代になり、終身雇用制度は終焉したともいわれていますが
どのような働き方を選択したとしても、学び続け長期化する職業人生に対応していく準備をしていくことが大切だと思います

美祢市の4月の有効求職者数は309人それに対し有効求人数は544人で有効求人倍率は1.86となっています
有効求職者数309人のうち100人は40歳未満となっています
全世代を通して、専門技術職、事務的職業、運搬・清掃の職業・サービスの職業を希望する人が多い傾向にあります

R4.3月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
3月の山口県の有効求人倍率は1.49(季節調整あり)宇部所管内では1.65となっており、前月より0.08ポイント低下しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より6.8%上昇の3,429人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より2.2%上昇5,377人となっています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の資料ですが、3月の新規求職者数(新たに登録した人)5,058人のうち
1,753名(全体の34.7%)が在職者になっています
仕事をやめようかな・・・と悩んでいる人がいるかもしれません
年度も変わりましたし、社内で面接等をしてみてはどうでしょうか


美祢市の3月の有効求職者数は291人それに対し有効求人数は535人で有効求人倍率は1.84となっています
事務的職業は、33名の求人に対し、66名の求職者
運搬・清掃等の職業は35名の求人に対し、48名の求職者
それ以外の業種では求人倍率はすべて、1倍を超えており人手不足の状況が継続していると考えます
一歩踏み出してみようかなと思っている人は、応募前職場体験もあります
ハロワークや美祢就職相談室に足を運ばれてみてはいかがでしょうか

R4.2月の雇用情勢

雇用情勢は1か月遅れで発表されます
2月の山口県の有効求人倍率は1.47(季節調整あり)宇部所管内では1.73となっており、前月より0.03ポイント低下しています
詳細を見ていくと(宇部所管内
・有効求職者数が前月より0.9%上昇の3043人仕事を求めている人
・有効求人数が前月より0.7%減少5,261人となっています
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合をいい
ハローワークに求職登録をしていない人は含まれていません
山口県全体の雇用情勢で見ると新規求職者の内、38%が在職者となっており1月、2月は増加傾向となっています
また、離職者のうち事業所都合による離職は全体の9.3%
離職理由の約半数は自己都合による退職となっています


美祢市の1月の有効求職者数は294人それに対し有効求人数は498人で有効求人倍率は1.69となっています
19歳以下~34歳までの求職者が65名の全体の約25%となっています
在職者の登録も一定数ありますが、やはり気になる数字ではあります

美祢市で最も多い求人募集数は「サービス業」で約108名の募集が出ています
次いで、専門・技術職、介護関連となっています