高校生の仕事意識調査

来年2月の高校生キャリアガイダンスを前に、仕事に関する意識調査をしてみました
これは、高校生の内省(自分の仕事に対する意識)を促すことも目的にしています
問題1)仕事選びで重視すること

仕事を選ぶ上で最も重視されていたのは「安定した収入」や「自分の好きなこと」が高い数値を占めています。一方で、順位全体を見ると「働きやすい環境・人間関係」や「社会に役立つこと」も広く支持されており、高校生が条件面だけでなく、長く働き続けられるかどうかを意識していることがうかがえます
(問題2)将来の働き方

将来の働き方としては「一つの仕事を長く続けたい」という安定志向が強い一方、総合的には「地域のために役立つ仕事をしたい」という回答が最も多くなりました。高校生は自分自身の生活基盤を大切にしながらも、地域や社会との関わりの中で働くことを意識していることがわかります。
(問題3)得意・楽しいと感じること

得意・楽しいと感じることでは「人と話すこと」が上位に多く、対人関係に前向きな意識が見られました。一方で、「計画する」「分析する」といった項目は下位に位置していますが、これらは仕事経験を通して実感されやすい力であり、現段階ではイメージしにくい分野だと思います

なにより高校生が未来のキャリアを考え少しでも内省につながっていると良いなと思います


美祢青嶺高等学校キャリアガイダンス

10月22日、美祢青嶺高等学校にて「高校生キャリアガイダンス」を開催しました。
当日は26の事業所の皆さまにご協力いただき、実施しました。
取材にお越しいただいた山口新聞社・MYTの皆様ありがとうございました。
この様子は、後日MYTでも放送される予定です。
高校生キャリアガイダンスは、次の3つの目的を掲げています
1、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、 キャリア発達を促すこと
2、地元の多業種の方と直接対話することにより、美祢市の地域産業を学び、地元への就業促進と 地域の魅力の発信につなげること
3、主体的・対話的で深い学びの場を提供することで、急速に変化する社会環境に適応する能力 「適応力(アダプタビリティ)」の育成を図ること

時代が目まぐるしく変化し、デジタル社会が進む今だからこそ、私たちはあえて「アナログ」にこだわっています。
リアルな対話を通して、社会で活躍する大人たちから“未来をデザインする力”を学び、企業の魅力や人の温かさに触れられる――そんな出会いの場をこれからも大切にしていきます。

高校生キャリアガイダンスは、「種まき事業」だと考えています。
今回参加した生徒の半数以上は進学を希望していますが、いずれは社会へと羽ばたいていきます。

だからこそ、今のうちに「自分は何を大切にしてキャリアを選んでいくのか」を考えるきっかけを持ってほしい。
そして、社会で活躍する大人たちの話に耳を傾ける中で、自分の価値観や可能性に気づいてほしいと願っています。
このガイダンスでまかれた小さな種が、いつかそれぞれの未来で芽を出し、花を咲かせてくれることを心から期待しています。

事業所から高校生に聞いてみたいこと

令和7年度の美祢青嶺高等学校キャリアガイダンスに参加する事業所が決定しました。
今年は、昨年度の生徒アンケート結果もふまえながら、生徒の関心や学びにつながるよう選定を行っています。

参加予定のすべての事業所プロフィールがそろいましたので、以下のリンクよりご覧いただけます。
https://carriermine.com/profiles/list/2025
今年のガイダンスのテーマは、「生徒の主体性を育むこと」と「対話」です。
参加予定の事業所の皆様に、高校生に聞いてみたいことのアンケートを取りました
これから就職を目指す皆様にも参考になるかもしれません
幾つかピックアップしてみました
・将来の自分の仕事を リアルにシミュレーション したことありますか?
・5年後、10年後、どのような自分になりたいですか?
・働くこと=〇〇 〇〇とは何ですか?
・現在何を大切に思っていますか?(何でも良い)
・会社を選ぶ時に何を一番重視しますか?
・どんな夢をもってますか?
・就職や進学について最後は自分が決めることですが、相談する最も影響を受ける人(両親、親族、先生、先輩、友人、その他)はどなたですか?

さぁどうですか
いくつ答えが見つかりましたか
これは高校生のみでなく多くの人に、それぞれ考えてもらえたらと思っています

成進高校キャリアガイダンス

今年は、事業所の皆様にご協力いただき、学校内で体験型のキャリアガイダンスを実施しました。
しかし、運営側の不手際により、時間が押したり、終了時間が明確でなかったりと、混乱が生じる場面もありました。
今回は、生徒の主体性よりも、職業の体験や理解を深めることを目的としたガイダンスとなり、事業所の皆様からもご意見をいただいています。

これから報告書を作成しますが、生徒の感想を見ると、

  • 「実際の業務を体験することで仕事のイメージが具体的になった」(64.2%)
  • 「普段の学校生活では経験できない内容が体験できた」(44.9%)
  • 「体験の内容が楽しく、興味を持って取り組めた」(36.4%)

といった声が寄せられており、一定の成果を得られたと考えています。
運営側のミスについてはしっかり反省し、今後の対策を講じていきたいと思います。

ご協力いただいた事業所の皆様、誠にありがとうございました。
以下に、仕事体験の一部を収めた画像を掲載いたします。

成進高等学校キャリアガイダンス

今年は学校内でミニ仕事体験を実施します!

ご参加いただく事業所の皆さまには、多大なご協力をいただき感謝しています
様々な体験メニューをご提案いただき、知恵を絞ってご準備いただいたことと思います
どのような体験になるのか、今からとても楽しみにしています!

ガイダンス仕事体験一覧

高校生の意識調査

令和7年2月18日に、成進高等学校でキャリアガイダンスを実施するにあたり、生徒たちの職業観を考えるきっかけとするため、意識調査を行いました。
選択式の質問形式で、3つの質問を行い、その結果のベスト3をグラフにまとめたものが以下のグラフです。
グラフから、多くの生徒が「働きやすい環境や人間関係」を最も重要視していることがわかります。「安定した収入」を望む生徒も多く見られますが、それ以上に、社会でうまくやっていけるかという不安が大きい傾向が見られます。
また、「将来どのような働き方をしたいか?」という質問では、「安定した職業やキャリアを求める傾向」が強い一方で、「自分のスキルを活かして新しいことに挑戦したい」という意欲も高いことがわかりました。
成進高等学校のキャリアガイダンスでは、参加事業所のご協力を得て、簡易的な仕事体験を実施する予定です。「手を動かして作業すること」「人と話すこと」「新しいアイディアを考えること」など、生徒が得意または楽しさを感じる活動に対応した多様なメニューを準備しています。

この体験を通して、生徒たちが自己理解を深め、仕事に対する理解と一致する「自己一致」を実現できることを期待しています。また、新たな自分の可能性に気づくきっかけとなることを楽しみにしています。

美祢青嶺高校キャリアガイダンス

令和6年10月31日に美祢青嶺高等学校において、高校生キャリアガイダンスを開催いたしました。
生徒のアンケート結果はこれからですが、事業所からは「高校生の視点を通して、自社の抱える課題が浮き彫りになった」「若者が抱く将来への不安や期待を直接感じ取ることができ、新たな気づきがあった」などの声が寄せられました。
事業所にとっても、地域活性化や人材確保に向けた新たな視点が得られたと感じていただけたことから、改めてこのキャリアガイダンスの意義の深さを実感しております。

アンケートに寄せられた、事業所からの意見を一部紹介したいと思います
1、高校生との会話を通して感じた意外性
(1) 高校生の将来に対する真剣な姿勢
・高校生が、自分の将来に対して予想以上に真剣に考えている姿に驚きました。例えば「将来に不安があるがどうすれば良いか」といった具体的な悩みや、地元で働きたい気持ちを持ちながらも働く環境に疑問を感じている点が印象的でした。
・また、若年層が「直接対話の機会」を求めていることも意外な発見でした。SNSやオンラインでのやり取りに慣れている世代である一方で、面と向かっての対話を通じた関係構築に重要性を感じていることが新鮮でした。
(2) 若者が求める柔軟なサポートと職場環境
・自社の若年層とは異なる意見が出た点も興味深く感じました。例えば「上司から声をかけてほしい」という意見があり、自社内の若者とは対照的でした。若者が求めるのは、単なる指示ではなく、寄り添うようなサポートであるという点が意外でした。
2、自社の課題と気づき
(1) コミュニケーションの課題
・目線を合わせる、会話のキャッチボールをするなど、若年層が求めるコミュニケーションのあり方に柔軟に対応する必要がある。
(2) 若年層の育成と定着
・若者が企業に「寄り添ってほしい」と感じている一方で、企業側もどのようにサポートしていくかという具体的な方向性を模索する必要がある

若年者に対してステレオタイプではなく、話を聴いて対応することで早期離職を防げるかもしれません
これからのコミュニケーションは、ホウレンソウ(報告連絡相談)ではなくザッソウ(雑談や相談)だそうです
また、「若年者に地元に就職をしようと思うと就職したいと思わせる活動が必要だ」との意見が参考になったとの意見もありました
世代や立場を超えて感じ、考えることこそが、まさに越境学習だと感じ、このようなアナログの機会の必要性を感じました

明日は美祢青嶺高等学校キャリアガイダンス

美祢青嶺高等学校のキャリアガイダンスのテーマは「対話」と「主体性」
今年は、2コマのキャリアガイダンスの運営をすべて生徒が行います
対話のテーマは「少子高齢化」。生徒の視点から見た少子高齢化と、事業所の視点から見た少子高齢化にはどのような違いがあるでしょうか?事前に事業所から伺った、概ね30歳までの若年層に期待する点として、以下のような意見がありました。

  • どのような困難にも組織でチームで立ち向かうための元気と活力・多様化する社会への適用力とそれに負けることのない芯の強さ
  • 何にでも積極的に取り組む姿勢
  • 次世代のリーダー層として期待
  • 組織の活性化
  • 失敗を恐れずどんどんチャレンジしてもらいたい
  • 常に新しいことへ挑戦しようとするチャレンジ精神・状況や情報について積極的に発信すること(報告、連絡、相談)
  • 若いうちにいろいろなことにチャレンジして将来を切り開いてほしい、上司が勧めたことは とりあえずやってみる、情報社会の中、自分で体験し何が本当に正しいか体験してほしい。
  • 仲間、先輩とのコミュニケーションは大切
  • 好奇心を持ちチャレンジする姿勢
  • 常に疑問を持つ心構え
  • 会話に参加してコミュニケーション能力の向上
  • 探究心と挑戦力

若年層に期待すること!その一歩が明日から始まるのかもしれません、さぁ準備に行こう!

高校生キャリアガイダンス

10月30日に美祢青嶺高等学校で年明けて2月18日に成進高等学校
高校生キャリアガイダンスを開催します
美祢青嶺高等学校では「対話」をテーマに、成進高等学校では「仕事体験」をテーマにガイダンスを実施する予定です。
それぞれの学校には特色があり、どのようなテーマが最適か、学校側と協議を行いながら「常にベスト」を目指しています。

現代では、職業生活が長期化し、将来が見えにくいと言われています。美祢就職相談室に訪れる多くの人々も、自分に合った職業を見つけることに悩み、自分の理想と現実とのギャップを埋めようと日々努力しています。
そう、悩むのはあなただけではありません。誰もがそれぞれに悩み、考えながら自分の未来を模索しています。

高校生にとって、「これから60年間働く」という生活は、まだ実感がわかないかもしれません。しかしだからこそ、大人と関わり、自分の将来について考えることには大きな意味があります。社会で実際に働いている人たちと交流することで、将来の選択肢や自分の進むべき道が少しずつ見えてくるかもしれません。
運営側の大人も一生懸命考え準備しています
今年のガイダンスもいいガイダンスになるよう願っています
美祢青嶺高等学校 27事業所の皆様
成進高等学校 25事業所の皆様
よろしくお願いします