看護師のしごと
新型コロナウイルスの影響で中止になった
成進高等学校のキャリアガイダンスですが、学校側と何か出来ること!を模索し
学校でキャリア教育の一環として事業所研究(仕事理解)を行ってもらい
生徒から出た質問を事業所の方に回答をいただくことにしました
本来高校生にあてたメッセージですが、これから看護師を目指す人もいるかと思いますので看護師についていただいたメッセージをもとに紹介しようと思います
質問 働いていて良かったことはありますか?
自身の関わりで患者さんに良い結果が出たとき等で、やりがいを感じます
質問 普段から気を付けていることはありますか?
自身が健康でなければ、良い看護が提供できないので、健康には気を付けています
看護は、チームで行っているので、職員間で良い関係を築けるようにコミュニケーションも大切にしています
患者さんに対しても、相手の立場になって考えるように、心がけています
質問 国家試験当日までで、問題集をどれくらい解きましたか?また1日どのくらい勉強しましたか?
勉強のペースやパターンは人それぞれですが、試験前は苦手なところを徹底的に覚える努力をしました
勉強も時間ではなく、内容や効率性です。自分に合う勉強方法を見つけることが大切です
質問 患者さんとのコミュニケーションで、気をつけることは何ですか?
相手と目線を合わせて会話をする。反応を見ながらわかりやすい言葉で話すこと
高齢者や若い人とは、話すトーンや速さを変える。
専門用語はできるだけ使わない。
話す内容によって、顔の表情(笑顔、悲しい顔等)も変える。等でしょうか
質問 嬉しかったことや悲しかったことはありましたか?
患者さんから、感謝の言葉をもらったときや、うまく処置ができたとき等は嬉しく思います
反対に、実施しても失敗したことや、予測したことと違う結果になったときは悲しく思いました
質問 看護学生のうちにやっておいた方が良いことは何ですか?
勉強もですが、「勉強をする方法」「時間をうまく使うこつ」等をきちんと身につけておかれたら良いと思います
看護師になってからも常に学び続けなければなりません。学校を卒業し国家試験に合格してからが、看護師としてのスタートラインです。集中するときは集中し仕事や勉強をする、遊ぶときは遊ぶなど、メリハリを付けた生活の中で時間をうまく使えるようになることが必要です
質問 この仕事で一番注意をしなければいけないことは何ですか?
安全性の確保です。患者さんの不利益を生まないように、感染対策や事故防止などを考えて行動しています
新型コロナウイルスで大変忙しい業務につかれていると思います
病気になった時に看護師さんに救われることは多いですね
これから医療福祉の仕事につかれる方の参考になれば幸いです