ナラティブ・アプローチ

11月25日に、リモートでナラティブアプローチのセミナーを受講しました
カナダのカウンセリング心理学部のラリーコクランが1990年代にキャリア分野にナラティブ・アプローチを導入した先駆者だと言われています
ナラティブとは「物語」、自己理解の支援や未来の人生を描くための意思決定支援に役立つ手法として用いられています
導入者のラリー・コクランは、私たちキャリアコンサルタントに対して以下のような文章を出しています
人の未来を描く支援を行うことが、キャリアカウンセラーの使命である。
キャリアカウンセリングの目的は、クライエントの未来をデザインすることを支援することである
だが、未来は誰も実際に体験していない。したがって、未来のシナリオを創造する。そして、自分の未来に積極的、主体的にかかわり、未来を創造する主体者になることが大切である
物語を想像することが、人生の意味を紡ぎだす最善の方法である。

本セミナーの演習としてまず過去を振り返りました
自分の伝記を書くように依頼されたらどのようなタイトルをつけ、どのような章立てをするか
伝記(過去の振り返り)が終わったら次は未来を描く
次章の始まり
次の節目
人生の終わり
このワークをしてみてわかったことは、過去は整理しやすいが未来は描きにくい
自分の体感したこの感覚を忘れないように相談者と向き合っていきたいと思います

関連する記事

アルフレッド・アドラー
2024年04月19日
美祢・山陽小野田(4.19)、シニア求人情報
2024年04月19日
知って役立つ労働法
2024年04月18日
5月の美祢就職面接会
2024年04月11日
美祢市で職業訓練がはじまります
2024年04月09日
体験資産
2024年04月05日